主にFacebookで公表した深センでの体験をここでご紹介します。
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ちなみにこれまでの中国在住20年の経験から中国社会の実態を知るためには上記を活用するが有用だと思っています。3番目の中国SNS情報は、私の場合主に微信(Wechat)です。特に微信は、日本人を含む中国在住者が身近なできこと、或いは身近で起こった特異なことを投稿する傾向があるので、中国社会の変化を知る1つの手掛かりになります。
つまり、【見聞】の情報を基礎にして、ネット上にある多量な情報から【共有】する価値がある情報を選択することが、今日の情報過多の時代では、より正確な見通しを立てるための【考察】に不可欠だと思っているのです。よって、【見聞】と【共有】の参考資料には写真が多量にあります。予めご了承ください。
昨日(1月23日)所用で地下鉄羅湖駅を利用した際に荷物検査だけでなく、おでこに機器を当てるだけで瞬時に体温を計測できる機器にて検温をされました。 昨日は、地下鉄の福田口岸駅と羅湖駅を利用しましたが、検温をしていたのは羅湖駅だけでした。香港と接続している福田口岸駅は、チェックポイント(中国語で口岸)なので、香港から来る人は既に体温計測機器がチェックポイントに設置されています。 一方、羅湖駅は香港とも接続しているのですが、隣接する東莞市、広東省省都の広州市とも接続しており、深セン市にとって大きな玄関口の1つです。 ここからは推測ですが、おそらく深セン市当局としても水際作戦として何とか中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの拡散を防ごうとしているのだと思います。広州在住の日本人の方からの微信情報によれば、広州市でも昨日地下鉄乗車時に検温をされたとのことでした。昨日午前10時に武漢市の交通遮断(中国語で封城)が実施されたことを受けてからの行動であるならば、広州市も深セン市もこれまでにないくらいの迅速な対応であり、当局の問題対応への緊張感が伝わってくるようでもあります。 ちなみに春節は嫁さんとも相談して、基本的に自宅にて状況の推移を見守ることとなりました。本日は中国の大晦日(中国語で除夕)なので、嫁さんと朝から1週間分の食料の買い出し、大掃除の総仕上げと大晦日のご馳走作りでバタバタしていました。今は、一休みしているとことですが、何とか中国式のお正月を迎えられそうです! 追伸:写真はこの文章を書いている際に日本の外務省から受信したメールです。現地の領事館に「在留届」を出しているのでメールが配信されました。
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昨日(1月29日)郵送で到着予定だったマスクが届かなかった! おそらくまだ元々の春節休みであったとか、新型肺炎が原因として考えられます。 もし、新型肺炎が原因だと新型肺炎を予防するのにマスクが必要なのに国民レベルの末端では、その補給が十分にできない可能性がありそうです! 嫁が1度だけ1月28日に店舗でマスクを探したそうですが、その際マスクは品切れでした。 またここ数日マスクはほぼ品切れだという情報が微信から多数配信されています。 推測ですが、現在は外出を控えることで、宅配便サービスの需要が急増した可能性があります。 配達員の確保も含めて宅配サービス会社が十分に供給体制を確立できていないのかもしれません。 特に配達員の方は、以前から業務と待遇の問題があったと聞いていますので、非常時に職業倫理を遵守して、持ち場で奮闘くれるかが心配です。 これからもし持久作戦になっていった場合、物流がキーワードになるかもしれません。 私の杞憂であればいいのですが、...。 |
中国人のおばさんの名言で、中国語では”見鬼了!”です。 春節前の買いだめがそろそろ心許なくなったので、本日(1月30日)早朝近所の小規模スーパーに買い出しに行く際に耳にしました。 マンションの警備員がマスクをしていないのを見つけると周囲に聞こえるくらいの少々大きな声で一喝し、警備員にお説教を始めたようでした。 しばらくすると警備員はポケットからマスクを取り出し、着用しました。 私はこの光景を傍観しただけですが、今回はおばさんに一票です。 もし、このようなおばさんが中国各地にいるのなら、思ったよりも早く新型肺炎が収束するのかもしれません。 補足:深セン市の居住地マンション(中国語では小区)は、現在非常事態として基本的に住民以外の立ち入りが禁止になっており、出前の配達や外部人員のマンション内への立ち入りが禁止され、1月24日からはエレベーターボタン等の消毒記録が1日4回したことが分かるように担当者の署名入りで、エレベーター内に張り出されたりしています。よって、居住地域のマンションは比較的によく管理がされている方であり、中国ローカルの一般的なマンションに比べると比較的恵まれた環境であることに注意が必要です。 1つの推測になりますが、注意をしたおばさんは、おそらく同じマンションの住民で、普段それなりの管理費を払っており、警備員は居住者の安全を守るために外部人員等が不必要にマンションに入ることがないようにきちんと巡回、或いは立ち番をして業務をしなければならないのに警備員自身がマスクもせずに感染を媒介するかもしれないとは何事かというサービスを受ける側(中国ではよく甲方と呼称)としての当然の権利を主張した可能性があります。もしかしたら、おばさんは後でマンションの管理事務所にクレーム電話(中国語で投訴)をしているかもしれません。 もう1つの推測としては、おばさんが当局(政府)に代わって、不届き者を監督してくれたのかもしれません。 お見かけしたおばさんとは知り合いではないので、家族も含むみんな(社会)のためなのか、それとも当然の権利の主張なのか、はたまたいずれでもない、或いは両方ともなのか、私には分かりません。 しかしながら、その本当の動機は個人的なマーケティングの観点から興味深いと思っています。 |
中国のある消費者の不安です。 昨日(1月29日)微信で配信されたネットユーザーの原文に”政府は充分に供給できると言うけれど...”があります。 どこのご家庭でも春節前の買いだめがそろそろ心許なくなったので、マスクをして食料補給に行くタイミングを考えていたはずです。 我が家は本日(1月30日)早朝近所の小規模スーパーに買い出しに行ってきました。 昨日までは特に春節休み中も開店していたお店で食料、特に生鮮野菜の売り切れが続出したようです。 しかし、本日ぐらいからは休み明けになるお店も増え、政府が言う通りに供給量としてはほぼ十分なようです。 但し、広州市のネット情報も含めると一部店舗における一部商品の品切れ、品薄、割高は継続しているようです。 個人的にはとりあえず食料補給に一安心です。
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杞憂が現実になりつつあります。 3日遅れで受領できました。 モノは予定日の翌日ぐらいには近所の宅配会社営業所に到着していました。 しかし、あまりにも大量の荷物が届き、荷物の分類と配達が間に合わなくなったそうです。 配達員が荷物の整理ができるのを約2日待って、マスクをして営業所まで取りに行きました。 写真は荷物を取りに行った際の営業所の様子です。 非常時であるにもかかわらず、最終的には無事にマスクを届けてくれたことに感謝します!
今回のまとめ:中国在住の市民生活を下支えしてくれている配達員さんに敬礼!(中国語で向後勤前線士兵敬礼!)
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現場の声を手掛かりに近所の宅配会社営業所がどんな状況か推測しています。 人員不足、荷物急増、苦情対応といった営業所内部について前回考察しました。 今回はマンションの(配達員)立入禁止という営業所外部の要因も考えてみます。 マンション内の宅配Boxに荷物を入れられなくなった影響もあるからです。 中国の宅配BoxはスマホAPPと連動しており、宅配Boxに荷物を入れるとシステムが自動的に一定期間に荷物を受け取るようにお客にリマインドします。競争激烈な宅配サービスで配達員の労働生産性を高めるようなシステムを導入しているのですが、今回のように非常時でシステムが活用できなくなると配達員がシステムの自動化で処理されていた業務を担わされます。 普段、中国の宅配サービスを使用しているユーザーとしては、APPから自動的にリマインドがあるので、安心して荷物の到着を待てます。つまり、宅配Boxのシステムが機能することでユーザーは不必要に宅配業者に連絡しないのです。これがなくなるとユーザーは不安から普段よりも電話をかけることが多くなりそうです。 また宅配業者は宅配Boxが使用できないので、マンション1階の出入り口に荷物を整理しておき、マンション1階に設置されたインターホンから1軒1軒コールして、荷物の受け取りを依頼していました。 ついには、この作業もできなくなり、営業所の前にマンションの各棟ごとに荷物を分類し、クレーム電話をしてきたお客には営業所まで取りに来てもらう対応をしていました。アップロード済みの写真はこの光景なのです。 受取の際も配達員の電話は鳴りっぱなしで、私が受け取る直前の電話ではお客が自宅までの配達を強要しているようでしたが、懇切丁寧に状況を説明して、現状では荷物を取りに来てもらうしかないと言っていました。 つまり、外出したくないお客は私以上に荷物の受け取りが遅れたでしょうし、もしかしたら、まだ荷物の受け取りができていない問題もあります。 このように非常時になると会社の内部だけでなく、外部にも想定外が発生し、労働生産性が高ければ、高いほど逆に現場に過重な負担を強いる可能性があります。 これは、日系企業の中国現地法人さんにとっても他人事ではありませんし、日本本社さんにとっても対岸の火事ではありません。 今回のまとめ:他山の石(中国語でも他山之石)! |
担当配達員さんの携帯に電話をしてもらった中国東北地方出身の嫁さんによれば、担当配達員さんは東北地方出身の若者だそうです。 東北地方出身者は、よく「誠実(中国語で実実在在)」だと言われます。 東北地方出身の配達員さんは、自分の業務において誠実に最善を尽くしていると感じました。 私は自問自答してみました。
正直に言えば、自信がありませんし、「命あっての物種(中国語で三十六計走為上計)」になりそうです。 ようするに私にとって目の前の担当配達員さんは、愛すべき馬鹿なのです。 先日、私は武漢の医療現場で職業倫理に従って前線に立つ医師の状況に涙を堪えられないと書きました。 責任ある地位(職位)にあるものは、欧米では「ノブレス・オブリージュ(Noble Obligement)」、日本では「武士道」等、より一般的には職業倫理が要求され、武漢の医師に中国の職業倫理を見ました。 でも彼は特に高い地位でも収入でもないのです。 もちろん最激戦区の最前線の医師には最敬礼ですが、後方でマスクをしながら、荷物を運んでくれる配達員さんにも敬意を払いたいのです。 私の心の声を正確に表記すると愛すべき馬鹿なのですが、あまり適当な表現ではないかもしれません。 彼を日本のご年配の方にも分かりやすく形容するなら、中国の猛烈社員でしょうか? 猛烈はもちろん某CMキャッチコピーの”オーモーレツ”が出典です。 また日本の働き盛りの方々にも分かりやすく形容するなら、中国の地上の星でしょうか? 担当配達員さんへの形容は、中国の地上の星に訂正します! ちなみに私と嫁が担当配達員さんにほとんど苦情を言っていないのは、彼に仕事をしてもらえないと我々が困るからでもあります。 よく言えば、担当配達員さんへの思いやりですが、端的に言えば打算も含まれています。
今回のまとめ:君に幸あれ(英語でGood luck)!
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写真1-9は昨日(2月1日)近所のスーパーで撮影し、至ることに貼られていました。中国人民は感染抑制のために下記に直面しています。
ちなみに昨日私が外出の際に見かけた方々のマスク着用率は100%になっていました。1月30日の出来事として紹介しましたが、中国のおばさんが「お化けが出た!」と警備員に説教した空気が浸透しています。
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写真7と8は本日早朝に福田と皇崗にて撮影したものです。 【福田口岸のお知らせ 日本語訳】 香港特区政府は2月3日に公告を公表し、2月4日0時をもって羅湖、皇崗、福田及び香港澳門港(フェリー)の口岸(チェックポイント)を一時閉鎖することにしました。 香港に赴く、或いは香港を経由する旅行者は、深セン湾口岸にて(香港に)出入境してください。 ご不便をおかけしますが、ご了承ください。
深セン市人民政府口岸事務室
2020年2月3日 補足:深セン湾口岸に関する情報は中国検索大手百度で検索しました。バルーン1が深セン湾口岸の位置です。ちなみに地図の右端には今回一時閉鎖された福田口岸があります。
【見聞】(2月4日)「香港系Y銀行の中国式仕事始め! 検温」
【見聞】(2月4日)「香港系Y銀行の中国式仕事始め! 消毒」
【見聞】(2月5日)「香港系Y銀行の中国式仕事始め! 物価」
【見聞】(2月5日)「香港系Y銀行の中国式仕事始め マスク着用率100%?!」
【見聞】(2月5日)「香港系Y銀行の中国式仕事始め! 中国最新モード」
【見聞】(2月6日)「外国人は情報弱者!」
【見聞】(2月6日)「2月3日に物流悪化の兆し!」
【見聞】(2月7日)「2月10日中国式仕事始めの準備「個人健康自主申告表」! 電子署名」
【見聞】(2月7日)「2月10日中国式仕事始めの準備「個人健康自主申告表」! 1月1日からの市外移動記録」
【見聞】(2月7日)「新型肺炎に断固として勝利するぞ!」
【見聞】(2月7日)「2月6日に物流ほぼ復調!?」
【見聞】(2月7日)「2月10日中国式仕事始めの準備 オフィスビルも!」
【見聞】(2月7日)「2月10日中国式仕事始めの準備 オフィスビルは2月の家賃収入がないかも!」
【見聞】(2月8日)「2月10日中国式仕事始めの準備 体温計も必需品に!」
【見聞】(2月10日)「2月10日中国式仕事始めの準備 空のスプレー容器!」
【見聞】(2月13日)「一部企業の中国式仕事始め!」
【見聞】(2月17日)「出勤再開の準備!」
【見聞】(2月17日)「出勤再開の初日!」
【見聞】(2月19日)「マスクは1日1枚支給!」
【見聞】(2月20日)「広東省深セン市の「企業業務再開登録表」!」
【見聞】(2月24日)「中国最新モードと+α(ゴーグル等)!」
【見聞】(2月25日)「事務所のグリーンゾーン化 その1 備品!」
【見聞】(2月26日)「事務所のグリーンゾーン化 その2 消耗品!」
【見聞】(2月26日)「事務所のグリーンゾーン化 その3 新ルール!」
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広東省深セン市の「企業業務再開登録表」によれば、内部管理として下記があります。
基本的には上記の1と2に対応しているのを観察できます。オフィスビルは不特定多数が出入境するので居住マンション同様にグリーンゾーン化の難易度が高いと言えます。 写真1枚目は、2月17日の出勤再開の初日!の様子です。会社入居オフィスビルの入り口で検温と姓名、事務所部屋番号及び携帯番号を記載する必要がありました。よって、効率が悪く、入り口に行列ができてしまいました。 写真2枚目は2月24日以降の会社入居オフィスビルの入り口を18階から撮影したものです。 写真3枚目は記憶ベースですが、2月21日頃に発行されました。2月24日からはカードを提示すれば、姓名等の記入が不要となり、入り口の検温だけになりました。そのために会社入居オフィスビルの入り口で行列はできなくなりました。 このようにオフィスビルのグリーンゾーン化は、検温と通行証で人員の入境をチェックすることで実施しています。できる範囲でグリーンゾーン化をしていますが、新型肺炎の特性を考慮すると十分なグリーンゾーン化にはなっていません。より徹底したグリーンゾーン化は居住マンションが実施しています。 最後に写真4枚目はマスク廃棄専用のごみ箱設置です。
今回のまとめ:深センにおける見聞からは、公共交通機関(地下鉄やバス)の次にグリーンゾーン化が難しいのはオフィスビルになりそうです!
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広東省深セン市の「企業業務再開登録表」によれば、内部管理として下記があります。
マンションなので、上記の規定外かもしれませんが、ここでは物差しとして使用します。基本的には上記の1と2に対応しているのを観察できます。マンションは不特定多数が出入境するのでオフィスビルと同様にグリーンゾーン化の難易度が高いと言えます。 写真1枚目は、マンション敷地における出入境チェックです。2月17日「出勤再開の初日!」の(2)入居マンションの入境二重チェックでも紹介しました。つまり、2月17日にはすでにもうありました。車の運転手も含めて、検温をしています。マンション内にスーパー等の店舗もあるので、ここは検温をパスできれば住民以外も入れます。ここだけならオフィスビルと同様の対応です。 写真2枚目は、マンション内部への出入境チェックです。2月17日「出勤再開の準備!」の(4)マンション入境時の検温+「i深セン」自己申告のQRコードチェックで紹介しました。2月7日「新型肺炎に断固として勝利するぞ!」の横断幕が掲げられているのもここです。オフィスビルでは「通行証」でしたが、居住マンションはスマホの「i深セン」自己申告のQRコードチェックがあります。会社入居オフィスビル以上に厳しく管理しています。 写真3枚目は、臨時の宅配荷物一時預かり所です。マンション住民の生活利便性に配慮して、できる範囲で改善もしてくれています。 写真4枚目は、オフィスビルと同様にマスク用のごみ箱です。使用したことはないのですが、写真から蓋に触らなくてもゴミ箱の蓋を開閉できるものであることが分かります。居住マンションは、なかなかいい仕事をしていると評価しています。ちなみに消毒については何度も触れていますが、清掃担当がマンションのボタン等を1日4回以上していることがチェック表への清掃担当の署名で分かります。この点も会社入居オフィスビル以上にしっかりと対応してくれています。
今回のまとめ:危機における対応も含めると海外においてある程度セキュリティー等がしっかりとしたマンション等に居住するのは重要であることが再確認できます!
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写真1-66は本日香港から深センに移動した方から提供してもらいました。深センで閉鎖式(中国語で封閉式)入居者管理をしているマンションに入境する際に確認されたそうです。自己申告は紙の書類に記入させられ、それとは別に自分のスマホに写真のような画面を表示され、過去15日間の移動記録が全て確認されて、自己申告の正確性がその場でチェックされたそうです。ちなみに提供者の方は中国移動を使用していたので、写真は中国移動ですが、中国のその他キャリアも選択可能だったそうです。 最近FacebookではV国の女性の方が移動記録の虚偽申告が可能であることを投稿し、話題になったようです。移動記録を確認するシステムとしてみた場合、性悪説を前提にしたものの方がより確実にチェックできます。スマホ、或いは携帯電話を持っていない方もいるので、その場合は性善説を前提にした自己申告のみにしか頼れません。GPSのビックデータを活用すれば、個人の過去一定期間の確認が技術的に可能なのだろうと理解しました。 但し、スマホ、或いは携帯電話を持たずに蔓延地域に行くことができますので、自己申告に署名をさせて、万一後日蔓延地域に行っていたことが発覚し、感染を拡散させてことが明らかになった場合に法的責任を追及できるようにしておくことは必要です。つまり、自己申告とスマホ等の両方でチェックするのが最善です。 日本でもこの技術が応用可能な場合、すぐに2つのメリットが思い浮かびました。
今回のまとめ:資本主義国では法律やプライバシーが障害になりそうですが、何とか実現できないでしょうか?!
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写真は昨日(2月29日)香港から深センに移動した方から提供してもらいました。ポイントは下記の3点です。
約1週間自宅で文字通り一歩も外に出ない自己隔離をしました。その際に1人暮らしの場合、仮に食料が十分であっても周囲から支援が受けられないと完全な隔離が難しいことがよく分かりました。 単身者も想定されたいい対応です。日本でも参考になるので、ご紹介します。
今回のまとめ:これからの日本の対応で参考になりそうなものは積極的に紹介します!
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深セン地下鉄は2月16日から登録制になりました。登録にはスマホが必要なので、スマホがなければ、深セン地下鉄に乗車できなくなったようです。 私は公共交通機関による感染を予防するために2月17日の出勤開始からずっとタクシー通勤です。本日(3月5日)タクシーに乗って出勤しようとすると運転手さんからQRコードをスキャンし、登録するように指示されました。昨日まで毎日平日は2回タクシーに乗っていたのですが、指示されなかったので、気づきませんでした。移動中にスマホをいじっていたので、運転手さんが気を利かせたのかもしれません。 百度で検索してみると深センのバスとタクシーは2月20日ぐらいから登録制を実施していたようです。恥ずかしながら、本日初めて登録しました。
今回のまとめ:深センでいわゆる閉鎖式管理をしているマンションはスマホで「i深セン」への登録が必須です。
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会社入居の深センのオフィスビルに改善がありました。深センは業務再開(中国語で復産復工)が本格化しています。午前9時頃にオフィスビルのエレベーターに徐々に行列ができるようになりました。エレベーターは従来なら10人以上が乗れます。写真を見ていただくと分かりますが、エレベーター内が5区画に分けられています。混雑時は必ずしも守られませんが、オフィスビルが当局に説明するのには便利そうです。また万一の際にオフィスビルは、できる限りの措置をしていた証拠になるのかもしれません。 今週設置に気づいたのですが、エレベーターに紫外線の消毒灯が設置されました。紫外線で殺菌消毒する仕組みのようです。中国語で紫外線の消毒灯が点灯している際にはエレベーターに入らないようにとの張り紙がしてあります。 もちろん今でもエレベーターボタンを押すための使い捨てティッシュが設置されています。それから、エレベーターボタンにはサランラップが貼られているので、定期的に交換しているはずです。わずかですが、オフィスビルの防疫対策に改善があったのは喜ばしいことです! 経済的理由からか事務所では84消毒液(Bleach)がよく使用されますが、臭いで気分が悪くなります。エレベーター内ではあまり84消毒液を使用してほしくないので、個人的にはエレベーターに臭いがない紫外線の消毒灯を使用するのは賛成です。紫外線の殺菌効果及び人体への悪影響については専門家の方がご判断ください。
今回のまとめ:有益であるなら、ぜひ日本でも導入を!
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2月17日「出勤再開の初日!」からタクシー通勤です。タクシー通勤自体は問題ありませんが、運転手さんの対策をまだご紹介していませんでした。深センでは下記の3つの対策が観察されました。
運転手さんによって全部を実施したり、(1)と(2)だけだったり、まちまちです。最近は少し(3)が減少したようです。深センではそのうち(3)がなくなってしまうかもしれないので、ご紹介しておきます。日本の運転手さんがするかどうか分かりませんが、参考になるかもしれません。
今回のまとめ:運転手さんが後部座席を定期的に消毒しているかどうかは不明です!
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深センでは日常を取り戻すための戦いが続いています。観察した変化を下記に列挙します。
今回のまとめ:深センは徐々に日常を取り戻しています!
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上記の(B)で外出から戻った際は毎回パーカーを消毒しています。これらの備品は以前からの持ち物です。
今回のまとめ:備品は特に新しく買いませんでした!
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医療用マスクと消毒液は深センで購入できず、結局香港で購入したものです。喉にいい飲み薬は、粉をお湯に溶いてちびちび飲むと喉の調子がよくなります。香港クレープの袋は、昼食等でマスクを一時外す際に入れておき、使い捨てます。
今回のまとめ:自宅の消耗品も「企業業務再開登録表」を参考にしています!
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散歩を中止して約2ヶ月ですが、2キロほど太ってしまいました。それでも食事に気をつけて、BMIは23.5でどうにか安定しつつあります。
今回のまとめ:BMI24以上になれば、自宅でできる運動を考えます!
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深センは拡散が落ち着きつつあるので、税務局で手続きをしました。あちこちに中国語で「保持距離」が表示されていました。エスカレーターと階段は使用できますが、エレベーターの使用は不可でした。写真は13:40頃ですが、以前よりも人が少なく、社会的距離が意識されていました。
今回のまとめ:税務局は社会的距離がほぼ保たれていました!
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税務局員はガラス仕切りの中で業務をしています。仕切りは天井までつながっているものと1メートルぐらいの高さのものが2種類です。どちらも座ったままで書類のやり取りができるように仕切りに小さな穴があります。 音声は聞き取りにくくなるので、双方にマイクとスピーカーがあります。写真1枚目の左上に見えるのは税務局員側のスピーカーです。 税務局員はもちろんマスク着用で、デスクにはきちんと消毒用アルコールが置いてありました。また84消毒液(Bleach)を散布してフロアーの消毒をしていました。 写真2枚目の青いタンクを背負っている方が84消毒液を散布していました。
今回のまとめ:税務局はさすがに防疫対策がしっかりしています!
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税務局の出入りはしっかり管理されています。入口と出口はそれぞれ1箇所しかなく、警備員がチェックします。スマホでQRコードをスキャンして姓名、携帯番号と検温の登録が必要です。すでに紹介しましたが、社会的距離と消毒は徹底し、集団感染を予防しています。 万一、集団感染が発生しても姓名と携帯番号があるので、経路不明にはなりません。集団感染を発生させないようにするのは当然ですが、発生しても対応できそうです。
今回のまとめ:集団感染があっても対応できるようにするのが効果的な防疫対策です!
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勤務先は2月14日から業務再開し、当初は全員が弁当持参でした。約2ヶ月が経過し、本日は気がつくとデリバリーが多数で、弁当は少数になりました。写真は昼食後に水洗いをした弁当箱です。 私はもうしばらく弁当持参を続けます。
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手持ちとネット上のデータで4月27日の「感染率」と「致死率」を試算したのが表1-11と表3-11です。どちらも順位には変更がありませんでした。 昨日(4月26日)武漢で封込(感染=治癒+死亡)が公表されました。湖北省も封込が公表されています。湖北省の方々はこれからも日常を取り戻すための持久作戦が続きます! 話は変わりますが、昨日、深センで内装業界で働く方と雑談をしました。防疫期間前に検討されていたいくつかの内装工事がキャンセルになったそうです。暇なのかと思ったら必ずしもそうではなく、深センではようやく中断や停止していた内装工事が再開しているそうです。但し、建築主からは新型肺炎を心配する声がまだまだ強いので、施工には湖北省出身者が参加できないそうです。深センは以前から現場に湖北省出身者が多かったそうで、非湖北省出身者は忙しく仕事をしているそうです。お話を聞いた方は、現在四川省出身者を中心にして作業員を再編したそうです。このような事例は内装業界だけでなく、いろいろな業界で発生していることでしょう!
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中国広東省でCOVID-19が猛威を振るい始めてから3ヶ月以上が経過しました。中高が部分的に再開されていますが、今のところ学校で再拡散は起こっていないようです。広東はまだ封込ができておりませんが、感染拡散がほぼなくなっているので、私も含めた居住者は平静を取り戻しつつあります。 話は変わりますが、健康のために毎日の睡眠時間を記録しています。2月は2月17日に出社するまでは在宅勤務だったので、睡眠時間が多くなりそうですが、実際は不安で例年よりも睡眠時間が1〜2時間程度少なくなりました。3月と4月は中国の防疫対策に安心感が出てきたので、免疫力アップのために8時間を目標としたこともあり、ほぼよく寝られました。 今の日本はよく寝て免疫力を高めなければならないのに不安で眠れない夜を過ごす悪循環になりそうです!
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広東省深セン市は昨日最高気温33度を記録しました。昨日事務所は換気をせずにクーラーを使用しました。先月も何日か30度になったことがあり、クーラーを使用しました。しかし、その際は換気が習慣になっていたので、クーラーをつかながらも出入口を開けて換気をしていました。 偶然ですが、帰宅時に乗ったタクシーは防疫期間になってから初めて窓を閉め切り、クーラーがきいていました。私はまだ不安があるので、窓を少しだけ開けました。運転手さんからは特に何も言われませんでした。
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広東省深セン市ではCOVID-19がだいぶ下火になりました。微信では先月ぐらいからジョギング等を再開する人が多くなっています。中高の一部が再開されて、10日ほど経過しましたが、学校での感染拡散は報告されていません。よって、マスクをしながらになりますが、昨日からウォーキングを再開しました。 マスクをしながらなので、以前よりも少しペースを落としました。それでも3,000歩以上歩くとマスク着用部分が汗ばみ、若干不快感があります。人がいない時間帯で、あごマスクでのウォーキングも試してみるつもりです。
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広東省深セン市は現在感染462人、死亡3人でほぼコントロールできています。それでも2月から4月までの3ヶ月は自粛がほぼ徹底されていました。一昨日から散歩を再開しましたが、近所でも店じまいが散見されます。 近所には100店舗以上ありますが、写真のような空き店舗になっているのを5店見かけました。他にも飲食店でまだ業務再開できていないお店が数店あるようなので、店じまいはまだ増えそうです。 近所には福田口岸があり、かつては香港に出入境する人で人通りが多かったのですが、今ではすっかり閑散としています。深セン市福田区でも日常を取り戻すための持久作戦が継続しています。
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先日所用で不動産登記所に行ってきました。政府機関に出向くのは4月9日深セン税務局以来です。 検温があるくらいで、税務局ほどしっかりと防疫対策はされていませんでした。目に付いたのは、窓口に設置された半円形の仕切りぐらいです。税務局よりは低コストでできる防疫対策です。書類は手を伸ばして半円の外側でやりとりします。
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需要の変化を予想する場合、消費の変化は指針になります。 倹約するために家計簿をつけています。我が家にとって最も負担増になったのは、タクシー代です。2カ月半のタクシー出勤で41,652.1円の負担増になりました。居住地域には30階建て以上のマンションが10棟以上あります。中国人の所得水準ですと中産階級で若干収入に余裕がある方々が多数です。そのため現在もタクシー出勤をする人が少なくありません。地下鉄駅は歩いて5〜10分程度なのにタクシー乗り場にはかつてないほどタクシーの行列ができています(写真1-109参照)。
いつまで継続するかは分かりませんが、公共交通は敬遠されるでしょう。ちなみに2月から4月に徐々に1日当たりのタクシー代が上昇しましたが、これは朝夕の交通渋滞が徐々に復活してきたからです。地下鉄は1日6元ですが、タクシーは4月に1日60元以上になってしまいました。毎日の交通費が10倍以上になりました。小さな問題ですが、私のような庶民も安全と経済のバランスに苦悩しています。
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我が家でタクシー代は41,652.1円増でしたが、外食代は23,370.66円減でした。 外食代はほぼ平日の昼飯代です。2月から弁当持参にしたので、2月と3月は外食代がゼロになりました。4月は深センの感染状況がだいぶ落ち着いたので、週末6回外食をしました。 4月10日(金)夜が防疫期間の初めての外食でした。近所の半露店のお店で、羊肉の串焼きを嫁と5回食べました。半露店なので換気が不要で、目の前でマスクをしながら焼いてくれ、若干安心感があります。店主が嫁さんと同じ中国東北地方出身であることは5回も食べに行った理由の1つです。 一般的な料理屋で初めて食事をしたのは4月26日(日)でした。過去3年間の2月、3月、4月平均外食代23,370.66円から2020年4月外食代5,576.38円を差し引くことを考慮しましたが、2020年4月外食代は限りなく交際費に近いので、差し引きませんでした。
しばらくは弁当持参を継続します。飲食店は非常に厳しい状況が継続します。
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我が家のクリーニング代は8,687.01円減でした。 1月まで会社にはフォーマルな服装で出勤していたので、クリーニング代を支出していました。2月から毎日洗濯可能なカジュアルな服装での出勤が許可されました。そのため2月から4月までクリーニング代が発生していません。 4月30日にクリーニング屋さんから連絡があったので、5月初旬にクリーニングをお願いして受け取っていなかった服の受け取りと毛布のクリーニングをお願いしました。
今年はスーツを着る機会が激減するので、スーツを新調することはなさそうです。また買い置きがあるのでワイシャツを購入することもなさそうです。 運動不足は免疫力の低下になりますし、フォーマルな服が着られなくなることが心配です。安全と経済の両立のために先週からウォーキングを再開しました。
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我が家はタクシー代、外食代とクリーニング代に大きな増減がありました。タクシー代は41,652.1円増でしたが、外食代23,370.66円減、クリーニング代8,687.01円減でした。 これら増減を集計すると2月から4月までで9,594.43円の負担増です。幸い若干の貯えがあり、私も嫁も失業しておらず、9,594.43円の負担増ですぐに困窮しません。 しかし、住宅ローンを毎月約236,500円支払っています。住宅ローンをまだ10年以上支払わなければなりません。恥ずかしながら、住宅ローンを始める際に今日のような状況になることは考えていませんでした。 私も嫁も40代ですが、今後10年数年少なくとも現在の年収を維持できるか分かりません。このように考えると家計支出をできるだけ削減するしかありません。つまり、我が家の場合、家計支出を考えると最も大きな負担は、住宅ローンなのです。
最も大きいな負担である住宅ローンを節約したいですが、できそうにありません。これまで漠然と持ち家が有利だと思っていましたが、賃貸にもメリットがあることに改めて気づきました。別の言い方をすれば、「買って所有」するのではなく、必要な時にだけ「借りて使用」することの利点です。 賃貸は家計支出を削減したければ、住宅ローンよりも容易に抑制できます。もちろん住宅ローンの支払いがない持ち家の方が、家計支出上、最も有利なのは言うまでもありません。 |
我が家は住宅ローンの支払いがあるので家計支出をあまり増大できません。 結論としてタクシー出勤を断念することにしました。5月11日(月)から地下鉄で出勤しています。
上記から我が家のMust支出の変化が分かります。変化なし、或いは変えられなかったのは住宅ローンです。家計支出は我が家の消費ですから、防疫期間に我が家の需要は大きく変化しました。 これまでは家計支出のみを検討しましたが、家計にももちろん収支があり、収入も支出に影響 私はコンサルティング会社の営業職ですが、比較可能な過去5年間の2月〜4月の営業成績と比べて今年は最悪です。2015年〜2019年までの過去5年間の営業成績で実は昨年が過去最高でしたから落差が大きいこともダメージです。 今年はこのままでは過去最低になる可能性があるので、当然賞与は期待できません。幸いに失業しなくても年収が減少する可能性が高いのです。つまり、年収減少もタクシー出勤を断念する理由の1つです。 我が家の家計を具体例として2020年5月以降の家計支出をMustとWantに区分しました。
中国広東省の新型肺炎がこのまま収束してくれれば、我が家は引き続きWant支出を削減します。一般的には必需品をMust支出、奢侈品をWant支出と言い換えてもかまいません。 奢侈品のWant支出が減少し、相対的に必需品のMust支出の比率が高くなるという方がより正確でしょう。 今後も安全重視ですが、家計収支を無視することはできません。我が家の持久作戦も財布と相談しながら新生活様式を試行錯誤します。 |
先週から地下鉄で通勤しています。2月17日(月)から5月8日(金)までタクシー通勤でした。2ヶ月以上経過し、深センで拡散がほぼ収束していることもあり、家計支出を削減するために地下鉄通勤にしました。 以前「2月20日頃から深センタクシーは登録制だった!」で紹介しましたが、深セン地下鉄は2月16日から登録制です。登録自体は非常に簡潔で、容易に登録できました。乗車賃も初めてQRコードを使用して払いましたが、全く問題ありませんでした。
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先週から地下鉄通勤です。最寄り駅の始発は6時半で、通勤ラッシュは8時から9時ぐらいまでです。幸い弊社は時短勤務を実施しているので、朝は9時半が出社時間です。 地下鉄通勤をしている同僚は9時15分から9時半までに出勤しています。しかし私は8時までに出社で通勤ラッシュを回避しています。この時間は乗客が多くなく、どうにか社会的距離を保てます。写真は5月13日(水)7:36の「会展中心」駅です。
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先週から地下鉄通勤です。夕方の通勤ラッシュは17時から18時ぐらいまでです。幸い弊社は時短勤務を実施しているので、夕方は16時半が退社時間です。 写真は5月15日(金)16:52の深セン地下鉄4号線に「会展中心」駅で乗車した際です。いつもより少なかったので、思わず撮影しました。普段この時間は1車両に10〜20人ぐらいです。ちなみに出社時も朝7時に自宅を出られれば、同じくらいの乗客数です。
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昨日は朝バタバタして、自宅を出たのが、7時半過ぎでした。写真は5月19日(火)8:00の深セン地下鉄1号線「車公廟」駅で下車した際です。朝のラッシュアワーに遭遇してしまいました。 駅のアナウンスは、社会的距離を確保するように指示していますが、そんなことをしようとすれば、駅から出られなくなるので、むなしく響いています。ほぼ全員がマスク着用なのが、せめてもの救いです。
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2月26日「事務所のグリーンゾーン化 その3 新ルール!」で紹介しましたが、一昨日は何回目かの掃除当番でした。総務が準備してくれた消毒液を散布して事務所の拭き掃除をしました。すると会議室の一部の椅子に錆が出ていました。 2月14日からですから事務所に消毒液を散布するようになって約4ヶ月です。前回の掃除当番の際にも錆は出ていたかもしれませんが、気づいたのは今回でした。文系なので、百度等でネット検索すると「金属、特にステンレスへの腐食に注意が必要」とのことでした。
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居住マンションは防疫対策で基本的に居住者以外はマンションに立入禁止でした。 昨日宅配業者さんからずいぶん久方ぶりにマンション内の宅配ボックスに荷物が届いたとの通知がありました(写真1-122参照)。つまり、宅配業者さんが宅配ボックスに荷物を入れるためにマンションに立ち入ることが許可されたということです。 次のステップとしては飲食店が出前を戸別に届けられるようになるでしょう。少しずつですが、深センでは日常を取り戻しつつあります。
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私は5月11日から地下鉄通勤をしています。会社の中国人同僚も大半が地下鉄通勤です。しかし、社員が全員公共交通で通勤しているわけではありません。私が知る限り総経理や副総経理は自家用車通勤のようです。自家用車通勤をするには、自家用車だけでなく、駐車場も必要です。 そこで会社入居ビルの駐車料金を調べると下記の通りでした。
駐車料金はもちろん会社だけでなく、自宅でも発生します。それから自家用車通勤には、自家用車、ガソリン代、自動車保険も必要です。色々試算してみると私の場合、たまたま自宅が会社に近いので、短期的にはタクシー通勤が経済的でした。
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防疫期間における最も大きな私の変化は弁当を持参するようになったことです。 一方、タクシー運転手さんは自分で洗車をするようになったことかもしれません。 深センはとりあえず感染が封じ込められており、私は毎朝散歩ができるようになりました。先週の日曜日に近所の公園で十数台のタクシーが自分で洗車しているのを見ました。以前はせいぜい週末に数台が自分で洗車するのを見るくらいでした。 原因の1つは近所の洗車会社が防疫期間に運営していないからです。以前は数台のタクシーが行列を作って、おばちゃんに洗車してもらっているのをよく見ました。 もう1つは、私と同様にタクシー運転手さんも支出削減をしているのでしょう。一時的にタクシー通勤をする人が増加したくらいでは、運転手さんの財布のひもは緩まないようです。経済の先行きが不透明なので、支出削減は自己防衛のために仕方ありません。しかし、この傾向が継続すれば、個人消費はますます冷え込んでしまいます。
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深センはとりあえず感染が封じ込められており、私は毎朝散歩ができるようになりました。 日曜日に近所の公園で体操が再開されていました。以前に比べると参加者はまだ半数ぐらいです。社会的距離が意識されているのか以前よりも若干並ぶ間隔が広くなっています。
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月曜日に近所の公園で撮影しました。以前に比べるとジョギングや散歩をする人はかなり少ないです。 ジョギングしている人はマスクをしないか、あごマスクです。学校再開でマスクをしたままの体育の授業で突然死をしたケースが報道された影響のようです。特にジョギングをする人がとても少なくなりました。 散歩している人はマスクをしたままか、マスクを手で持っている人が多いです。ちなみに私はマスクをしたままゆっくりと散歩しています。
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昨日から通常勤務です。2月14日(金)から実施されていた6時間半の時短勤務が終了しました。 時短は昼休みが30分でしたが、通常は1時間半です。中国人スタッフの大半は、昼休みに仮眠をとります。やはり昼寝をしたほうが午後にも活力を維持できるようです。 |
海外の方ですが、コロナ疎開で生家に帰省し、先日夜鷹を飼い始めたと連絡をもらいました。新型肺炎の感染確認もなく、疎開先で都市より快適な生活をしているようです。 恥ずかしながらワシ、タカ、ヨタカを同じ種類の鳥だと思っていました。1枚目の写真を見せてもらい、ワシのように大きくなるのかと勘違いしました。Wikipekiaで調べると下記の通りでした。
分類学上はワシとタカは同じ分類で、慣習的には大きさで呼び分けていたことを初めて知りました。
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深セン地下鉄「車公廟駅」は1号線、7号線、9号線と11号線が乗り入れています。6月1日(月)から時短勤務が終了し、正常出勤になったこともあり、昼休みに会社周辺の飲食店を見て回りました。 会社ではずいぶん前から弁当持参は少数派で、出前が多数派です。同僚はわざわざお昼に飲食店に行きませんが、以前から混雑をしていた飲食店はだいぶ客足が戻っていました。ざっくり以前の7割ぐらいになっていたので、このままならこれらの飲食店は経営が成り立ちそうです。 一方、立地が良くないお店は、一部にあまりお客がいない店もあり、すでに閉店しているところもありました。ざっと100店ぐらいは見たと思いますが、テナント募集中が10店以上ありました。人の往来は以前より少ないですが、動画で分かるように人通りが戻りつつあります。
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深センでも中国入境許可の審査が開始されました。 深センには外資企業が多数あるためか実務上は年間売上1,000万元(日本円で約1.5億円)以上ないと申請表を送付してもらうこともできないそうです。写真の付属資料1は、年間売上1,000万元以上のとある日系企業さんが当局から送信してもらったものです。付属資料1には、箇条書きにすると下記が明記されています。
ちなみに付属資料1は、赤枠の箇所に申請者さんのご署名が必要です。
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深センでも中国入境許可の審査が開始されました。 実務上どういったケースで許可されるのかは今後徐々に明らかになります。深セン当局に詳しく問合せをした際に年間納税額1,000万元(日本円で約1.5億円)以上の外資企業なら区の審査をパスしやいという話を弊社スタッフが聞きました。中国の企業所得税は25%ですから、概算で年間利益が3,000万元(日本円で約4.5億円)以上が1つの目安になりそうです。実際にそうなるのかは、まだ分かりませんが、個人的には当局が本音をうっかり口走ったと思っています。 写真の付属資料2は、とある日系企業さんが当局から送信してもらったものです。付属資料2には、申請者の情報を記入しますが、職歴や資格を記入する欄がありません。申請資料に「状況説明書(中国語で情況説明書)」を含めて、申請者の専門性が高く、中国入境の必要性が高いことを説明することはできるでしょうが、当局がきちんと読んで審査してくれるかどうかは不明確です。要求されている申請資料からも当局が大企業を優先する意図が推察できます。 ちなみに付属資料2は、青枠の箇所に中国現地法人社印ご捺印が必要です。
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コーヒーが飲みたくなると時々スターバックスを利用しています。新型肺炎の影響で近所のスターバックスがつぶれないか気になっていました。通りかかると店内にお客がいるか見ていました。 ずっとお客がほとんどいない状況だったのですが、土曜日の午前11時28分にコーヒーを買いに行ったら、客足がだいぶ戻っていました。奥のソファー席は長居をする際には一番使いやすい席で、私も何度か使ったことがあります。写真からも分かりますが、奥のソファー席が埋まっていたので、思わず写真撮影しました。 近所のスターバックスにはぜひ営業を続けてもらいたいです。
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居住マンションは6月1日から1階出入口が部分開放されました。2月4日に1階出入口が封鎖されてから約4ヶ月でした。以前は24時間出入り自由でしたが、現在は午前7時から午後7時半までなのでまだ通常ではありません。 それから、勤務先は6月1日から通常勤務になりました。居住マンションの1階出入口はまだ通常ではありませんので、居住マンションの方が勤務先よりも慎重です。 ちなみに1階出入口でも入る際には検温を実施しています。
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現在使用しているiPhone SEは2016年に購入したものなので、iPhone SE2を購入しました。2020年1月の忘年会で現金RMB4,000元(約61,000円)をゲットしていたので、もともとスマホの買い替えに使うつもりでした。 2012年に購入した初めてのスマホ・iPhone 4Sと2台目のiPhone SEはどちらもApple Store香港で買いました。Apple Store香港の方が安かったからです。今回もApple Store香港で買う予定でしたが、香港で14日間の強制検疫措置が実施されていますし、中国大陸では外国人入境禁止なので、香港で購入するのを断念しました。 そんな時に嫁が中国のネットショッピングモール「天猫」にあるApple Storeのセールを教えてくれました。「天猫」や「京東」は中国人の嫁がよく使っているネットショッピングモールです。価格はApple Store香港の方が若干安いです。しかし、差額は日本円で500円ぐらいなので「天猫」で買いました。
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新型肺炎の影響もあり、6月9日に「順豊」で送られてきたiPhone SE2は居住マンション1階の「順豊」店舗で受領しました。 前回のデータ移行は約4年前で確かiCloud経由だったはずです。大きなトラブルもなくできたので、今回も大丈夫だろうと早速データ移行をしました。 iPhone SEには約56GBのデータがありましたが、画面に表示される指示通りに操作して約1時間でほぼデータ移行ができました。前回のデータ移行よりも簡単になっているようです。 微信や一部銀行系APPは再設定が必要です。それから、日本のApp StoreからダウンロードしたAPPも再設定しなければならないようです。週末に再設定をしてみるつもりです。
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6月15日(月)から福田口岸は越境学生に部分開放されます。 写真1枚目は昨日撮影したコンテナ型隔離室(医学観察施設)です。 写真2枚目と3枚目は今朝撮影しました。2枚目には越境学生を指す中国語「学童服務」が見られます。3枚目には遠隔検温装置、或いは監視カメラのようなものが何台も設置されています。
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福田口岸は2月4日から本日まで一時閉鎖です。一時閉鎖期間も香港地下鉄(MTR)は福田口岸(香港側は落馬洲)まで地下鉄が運行されています。動画は本日午前7時に撮影したものです。 iPhone SE2を購入したので、試し撮りも兼ねて撮影しました。
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動画は本日午前6時半に撮影したものです。 午前は登校のために6時半から8時半まで2時間だけ越境学生に開放されます。ちなみに授業は半日なので、午後は14時から16時半まで2時間半です。 午前6時20分にはすでに数百人が行列していました。学生さんはマスクをしているくらいですが、チェックポイントの職員は全身真っ白でしっかり防護しているようです。
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深センから香港に通学する越境学生は、国際的な業務再開にとって貴重なケーススタディーです。 越境学生が福田口岸を利用して出入境をするには「陰性証明書(非感染証明書)」が必要です。ニュース(資料231)によれば、自費でPCR検査(中国語で核酸検測)をして「陰性証明書」を取得しなければなりません。ちなみにこの「陰性証明書」の有効期限は7日以内なので、毎週再取得です。 写真は本日夕方に福田口岸で撮影した越境学生向けのお知らせです。「陰性証明書」原本をすぐに取り出せるように準備を呼びかけています。
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動画は本日午前6時18分の福田口岸です。本日も混雑しているかもしれないと思い、観察に行きましたが、いい意味で期待に反していました。 午前6時半からなのに越境学生にだけ11号門を開放して受け入れていました。問題を放置せず改善をした福田口岸は称賛に値します。これからもぜひ問題を1つ1つ改善していってもらいたいです。 蛇足になりますが、個人的には十数年前の深センだったら、改善されなかったかもしれないと思います。杓子定規なお役所仕事にも利点はありますが、中国でもしばしば批判の対象になります。そのため、中国のお役所でも利用者の立場に立った「思いやり(中国語で人性化)」のある対応が徐々にされています。特に深センは経済発展に伴い、お役所でも「思いやり」のある対応ができるようなっています。
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写真は昨日深セン地下鉄「会展中心」駅で撮影しました。車両によって冷房が「強」と「弱」に分けられています。中国のネット検索「百度」で調べてみると2019年12月から一部の路線で試験的に導入されていたようです。最近になって他の路線にも導入され、気づきました。 深セン地下鉄には2017年12月から導入されている「女性優先車両」があります。冷房「弱」と「女性優先車両」が一致しているので、女性に配慮された措置のようです。 ちなみに深センや香港の地下鉄は、高温多湿なので、冷房が強めです。嫁は長時間地下鉄に乗る際は風邪をひかないように羽織るものを持って行きます。
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写真は昨日夕方に福田口岸で撮影しました。越境学生に「陰性証明書(非感染証明書)」有効期限は7日以内で、期限切れは出境できないと強調しています。また有効期限の前日に再検査してくださいとも記載されています。 それから、現在は中学3年生から5年生までしか越境通学が認められていません。小学4年生から中学2年生、或いは幼稚園K3から小学3年生はまだ越境通学が認められていないのです。つまり、いわゆる許可証が交付された一部の越境学生だけが「陰性証明書」が有効期限内なら越境通学できるということです。
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動画は一昨日午前6時13分に福田口岸附近のタクシー乗り場で撮影しました。 越境学生がおそらくタクシーに相乗りして福田口岸まで通学しています。もちろん相乗りしていないケースもありますが、観察した限りでは相乗りの方が多かったです。福田口岸は午前6時半からですが、同一施設にある深セン地下鉄「福田口岸」の営業開始も6時半です。その為、自家用車、或いはタクシーで早めに福田口岸に到着しないと混雑のために却って中国出境(香港入境)に時間がかかってしまうのだと思います。 それから、越境通学をさせている家庭はそもそも家計収入が相対的に多いので、タクシー通学をさせられるのでしょう。自宅が福田口岸の近くでない越境学生は、下記のいずれかで福田口岸まで来ているようです。
家計にとっては支出増加ですが、タクシー業界にとってはわずかながらも需要増大です。
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6月15日から福田口岸は中学3年生から5年生の越境学生にだけ部分開放されています。 おそらくすでに福田口岸が全面開放されたと誤解した市民からの問い合わせが多いのだと思います。本日から深セン地下鉄「福田口岸駅」の改札に写真のお知らせが置かれていました。
【日本語訳】
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1月23日以来なので、約半年ぶりの市外出張です。昨日東莞のある日本人会に参加しました。 下記の3点が気になりました。
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昨日東莞のある日本人会に参加しました。30人以上が参加していました。 深センの累計感染は462人ですが、東莞は100人です。東莞は550人の広州と深センに挟まれているのに防疫対応で大健闘です。いち早く日本人会を再開できたのもそのためでしょう。
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1枚目と2枚目の写真は一昨日撮影しました。「百度」でネット検索したところ10号線と6号線が8月末、4号線の北延は今年12月に開通予定です。 3枚目と4枚目の写真は6月13日に撮影しました。近所に地下鉄の出口が新たに2つもできたので、気になっていました。 おそらくどちらも深セン地下鉄10号線の出入り口です。予定通りに開通できれば、貴重な明るい話題になります。 |
写真1-151:地下鉄車両に10号線が登場! |
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写真1-152:地下鉄車両に4号線延長部分が登場! |
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写真1-153:深セン地下鉄10号線「福田口岸駅」C出口(2020年6月13日撮影) |
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写真1-154:深セン地下鉄10号線「福田口岸駅」D2出口(2020年6月13日撮影) |
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5月8日「散歩で見かけた店じまい!」で紹介した写真1-100に新しいお店が開店しました。しばらくしてから内装工事をしていたので、どんなお店ができるのか楽しみにしていました。 約1カ月後の6月11日に小規模スーパーが開店しました。近くに中規模スーパー2店、小規模スーパー3店がある激戦区への参入です。 立地がよく、目立つ場所にあるので、お客さんがそこそこ入っています。地域経済の衰退にようやく歯止めがかかってきた実感が出てきました。 しかし、店じまいを紹介したその他3店舗は6月11日の時点でまだ内装工事も始まっていません。8月に近くに地下鉄新駅が2つもできるような地域でさえまだまだ復活は楽観できないのです。 日常を取り戻すための持久作戦が継続しています。 |
写真1-155:居住マンションの閉鎖店舗テナントに開店した小規模スーパー |
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6月11日に開店した小規模スーパーは前日からレジスタッフを募集していました。
一般に店じまいは店舗スタッフの失業ですが、開店は雇用創出です。 徐々に開店、或いは再開が増えるかどうかが地域が復活するポイントです。 |
写真1-156:開店小規模スーパーにおけるレジスタッフの募集 |
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雇用は公共投資でも創出されます。写真は一昨日の早朝に撮影しました。 6月になってから近所のあちこちで公共投資が実施されています。歩道の再舗装等の比較的に難易度が低いものが多いようです。 深センは感染封込が継続しているので、政府の公共投資が本格化してきたと思っています。店じまい、まだ再開していない店舗では失業が発生しているでしょう。 雇用を創出することが、社会安定のために不可欠です。積極的な公共投資ができるようにするためにも感染封込は非常に重要です。
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写真1-157:深セン市の道路工事許可 |
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写真1-158:深センの歩道再舗装現場(1) |
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写真1-159:深センの歩道再舗装現場(2) |
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写真1-160:深センの歩道再舗装現場(3) |
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雇用は(軍隊への)入隊でも創出されます。写真は昨日の早朝に撮影しました。 居住マンション内に張り出されたのは、初めてではないかと思っています。 ネット検索の百度で調べてみると近年は毎年7、8月に募集し、9月に入隊しているようです。
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写真1-161:2020年軍隊入隊募集 |
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写真は一昨日午前5時半に撮影しました。抜けるような青空が印象的です。 ちなみに先日ご紹介した地下鉄の新しい出口の1つは建設中の高層ビルに隣接しています。ニュースでは経済活動の停滞が、環境を改善していると報道しています。経済活動の復活を考慮すると素直に澄み切った青空を喜べないのが残念です。 |
写真1-162:新型肺炎と蒼天碧空 |
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雇用は公共広告でも創出されます。写真は昨日の早朝に撮影しました。近所のバス停にある公共広告です。 広告をデザインし、印刷し、設置するには人手が必要です。バス停にはもともと公共広告があったと思いますが、今は公共広告が増えているようです。 バス会社にとっては公共広告でも広告収入になるのなら非常に大きな支えになるはずです。
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写真1-163:バス停の公共広告(世界禁煙デー) |
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雇用は企業広告でも創出されます。写真は一昨日にバス停と駅で撮影しました。バス停は印刷物で、地下鉄駅は大型ディスプレイです。 新型肺炎による社会の変化は、リスクでもあり、チャンスでもあります。変化に対応できる企業にはチャンスがあるようです。
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写真1-164:バス停の公共広告(オンライン教育) |
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写真1-165:地下鉄の公共広告(オンライン教育) |
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雇用は企業広告でも創出されます。写真は昨日にバス停で撮影しました。
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写真1-166:バス停の公共広告(オンラインスーパー) |
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写真1-167:バス停の公共広告(オンラインスーパー求人) |
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近所は2月〜3月に一時休業、4月〜5月にテナント募集の張り紙が多かったです。6月〜7月、特に最近は求人の張り紙が目に付くようになりました。 店舗に「求人(招聘)」の2文字だけ張り出すもの、電話番号と月給目安だけの簡単なものから条件と待遇を列記したものまで様々です。 業種は不動産賃貸、飲食、スーパー、警備員(マンション管理)です。徐々にですが、地域経済が日常を取り戻しつつあります。 |
写真1-168:手作り求人(1) |
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写真1-169:手作り求人(2) |
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写真1-170:手作り求人(3) |
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写真1-171:手作り求人(4) |
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近所の飲食店は、臨時休業が数軒店じまいしてしまいました。一方で業務再開している飲食店の中には先週ぐらいから求人募集をするお店が増えています。 飲食店の給与水準は高くないですが、ほとんど食事住居提供(包食住)です。 |
写真1-172:飲食店の求人(1) |
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写真1-173:飲食店の求人(2) |
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写真1-174:飲食店の求人(3) |
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写真1-175:飲食店の求人(4) |
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キーワードは「ネット関連」と「店長」です。最低月給を目安に下記に列挙します。7月3日に朴朴スーパーの見習い店長募集を紹介したことがあります。 朴朴スーパー店長の月給は13,000元〜20,000元(約199,234円〜306,513円)で他業種店長の2倍以上です。 飲食店店長の月給は8,000元〜30,000元(約122,605円〜459,770円)で、おそらく担当店舗の売上しだいなのでしょう。 出前代行配達員の(平均)月給は7,000元〜13,000元(約107,280円〜199,234円)です。管理職でもなく、この月給なので、かなり人手不足なのでしょう。 鴨首(食品)販売店店長の月給は5,400元〜6,400元(約82,759円〜98,084円)です。最近の店長求人と比べても多い方です。 急成長しているネット関連企業が、高給で「店長」や「配達員」を急募しています。 |
写真1-176:高給求人(1) |
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写真1-177:高給求人(2) |
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写真1-178:高給求人(3) |
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写真1-179:高給求人(4) |
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マクドナルドとケンタッキーは学生バイトを募集しています。マクドナルドは50〜55歳も募集しています。最低時給を目安に下記に列挙します。 中型スーパーの時給は14.5元〜18元(約222円〜279円)です。 チェーン店パン屋の時給は15.5元(約238円)です。 写真はありませんが、飲食店のホールスタッフ時給は17元(約261円)です。 まだ時短営業のお店も少なくないので、防疫期間にパートタイムで生活する人は特に悪戦苦闘しそうです。 |
写真1-180:時給求人(1)マクドナルド |
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写真1-181:時給求人(2)ケンタッキー |
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写真1-182:時給求人(3)中堅スーパー |
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写真1-183:時給求人(4)チェーン店パン屋 |
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日本の実家の近所には中華料理屋さんが何軒もありますが、深センの自宅の近くには日本式ラーメン屋さんが1軒しかありません。 日本人が多い地域でもないので、日本式ラーメン屋さんがあることは貴重です。新型肺炎が拡散する前には1度も行ったことはなかったのですが、一時休業のまま店じまいしてしまわないか心配していました。 7月1日から約5ヵ月ぶりに営業を再開しました。 豚骨ラーメンが売りで1杯18元〜29元(約276円〜444円)です。 近所の蘭州牛肉麺は1杯15元〜16元(約230円〜245円)です。 |
写真1-184:近所の日本式ラーメン屋さん(メニュー) |
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写真1-185:近所の日本式ラーメン屋さん(店舗) |
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7月中は2割引きです。 29元の豚骨ラーメンは20%値引きで23.2元(約356円)です。 近所にある蘭州牛肉麺店は2店とも未だに一時休業中です。 |
写真1-186:近所の日本式ラーメン屋さん(営業再開と割引) |
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写真1-187:近所の日本式ラーメン屋さん(割引と支払) |
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豚骨ラーメンは中国でチェーン展開している九州熊本系の味千ラーメンに似た味でした。醤油ラーメンはあまりお勧めしません。 先週末のお昼お客さんは1〜2人ぐらいでしたが、在店中に出前の注文がありました。中国人になじみがあり、すでに受け入れられたことがある味で勝負するのは無難です。 |
写真1-188:近所の日本式ラーメン屋さん(豚骨ラーメン) |
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写真1-189:近所の日本式ラーメン屋さん(醤油ラーメン) |
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防疫期間になってから深セン地下鉄の車両広告でよく見かけたのは公共広告か消毒液等でした。写真は7月8日の通勤時に見かけた広告です。 防疫期間になって初めて見かけた飲食店関連の広告です。一風堂さんは九州博多系のラーメンチェーン、探魚さんは中国系のレストランチェーンです。 |
写真1-190:防疫期間になって初めて見かけた飲食店関連の深セン地下鉄車両広告(一風堂) |
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写真1-191:防疫期間になって初めて見かけた飲食店関連の深セン地下鉄車両広告(探魚) |
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一昨日に約5ヵ月ぶりに深セン商工会セミナーに参加しました。これまではセミナーと懇親会がありましたが、今回はセミナーのみの開催でした。 マスク着用と深セン市健康コード「i深セン」だけでなく、ホテル独自の健康コードへの登録も要求されました。姓名や携帯番号やパスポート番号をスマホで入力する必要があり、少々煩雑でした。 セミナーで「現在中国(経済)はほぼ順調に回復している」というコメントがありました。中国で働く人だけでなく、新型肺炎の影響で苦闘している各国の人々にとってもいい知らせです。 |
写真1-192:ホテル独自の健康コード |
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写真1-193:深セン商工会セミナーの配布資料 |
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深セン市は4月28日午前8時から深セン市の入境ゲートを経て中国に入境した者は、最終目的地に関わらず、一律深セン市において14日間の集中隔離医学観察(強制隔離)をしています。政府指定の強制隔離施設(ホテル)の宿泊費と食費は、自己負担です。 また当該期間には最低2回(一般に第2日目と第13日目に)PCR検査を実施し、どちらも陰性であることが強制隔離終了の条件です。 深センは市内に1人で居住できる住所があり、居住地域のマンション管理事務所等の審査をパスできた場合に限り、7月13日からホテル2日間+自宅12日間(2+12隔離と略称)で強制隔離ができるようになったようです。 今後の状況で従来のホテル7日間+自宅7日間(7+7隔離と略称)に戻ったり、自宅隔離中止になる可能性は常にあるでしょう。 |
写真1-194:自宅隔離者の自宅ドアに貼られた隔離中の張り紙 |
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土曜日にまた東莞のある日本人会に参加しました。30人以上が参加していました。 マスク着用と広東省健康コード「粤康コード」だけでなく、「行程カード」の登録も要求されました。「行程カード」は過去14日以内に東莞市以外にどこにいたのかが明らかになるAPPのようです。私は深センから参加したので、深センが表示されています。 |
写真1-195:広東省健康コード「粤康健康コード」 |
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写真1-196:移動記録確認アプリ「行程カード」 |
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近所に中国式ラーメン屋さん(蘭州牛肉麺店)は2店あります。そのうちの1店は7月13日から約5ヵ月半ぶりに営業を再開しました。 もう1店はまだ一時休業中です。 蛇足になりますが、近所のマッサージ店にも一時休業中があります。 |
写真1-197:7月13日に業務再開した蘭州牛肉麺店(店舗) |
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蘭州牛肉麺は1杯15元(約230円)です。写真のコーラーと漬物が来店のお礼(無料)でした。 コーラーはスーパーで2元(約30円)なので、お礼は全部で3元(約45円)ほどです。 日本式ラーメン屋さんは20%割引で、中国式ラーメン屋さんは20%分のお礼でした。 防疫期間を生き残るためにどちらも経営努力をしています。 |
写真1-198:7月13日に業務再開した蘭州牛肉麺店(牛肉麺とお礼) |
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Wさんは7月10日に香港から深セン湾経由で深センに入境しました。 7月11日と7月22日に口から喉に綿棒を入れて採取するPCR検査(口腔咽頭拭い液)で2回陰性が証明されました。本日から強制隔離が解除されました。 深センのPCR検査は翌日には結果が出ます。Wさんは文書ではなく、広東省で使用されている粤康コードに結果が反映されました。粤康コードは、2回目の陰性が確定した時点で赤から緑に変更されました。 |
写真1-199:深センにおけるPCR検査の陰性証明 |
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写真1-200:陰性証明が反映されて緑になった粤康コード |
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竹内亮監督の記録映像「好久不見 武漢」では、屋上の多くが菜園になっていました。一方、深センの居住マンション屋上に菜園はありません。 写真は昨日居住マンション屋上で撮影しました。写真の赤枠日本語訳は、「犬の散歩禁止 糞尿禁止」です。居住マンション屋上は犬の散歩に活用されていたようです。 ちなみに居住マンション屋上は共有の物干しゾーンで開放されています。防疫期間の前は午前8時ぐらいまでにスペースがなくなる激戦地でした。 ところが昨日は午前9時ぐらいでも誰も干しておらず、屋上をほぼ独占できました。念のために管理事務所に連絡したら、物干しは現在でもOKだが、防疫期間で屋上利用者は激減したそうです。 |
写真1-201:居住マンションの屋上(犬の散歩禁止 糞尿禁止) |
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写真1-202:居住マンションの屋上(共有の物干しゾーン) |
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Wさんは7月10日に香港から深セン湾経由で深センに入境しました。7月10日から7月15日まで政府指定の隔離施設に滞在しました。 深セン政府は7月13日から2+12隔離を実施したので、14日に微信で通知し、15日夕方にほぼ強制でWさんを自宅隔離としました。自宅が福田区にあったので、政府指定の隔離施設は「維也納酒店(福華店)」でした。 「維也納酒店(福華店)」は、専用隔離施設にされており、写真からも分かりますが正面の出入り口が封鎖されていました。警備員数人が常駐しており、ホテルの出入りも厳しく管理されていました。 百度で調べてみると平均RMB299元(約4,582円)/泊〜でしたが、自己負担はRMB230元(約3,525円)/泊でした。 |
写真1-203:深センにおける政府指定の隔離施設(維也納酒店(福華店)) その1 |
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写真1-204:深センにおける政府指定の隔離施設(維也納酒店(福華店)) その2 |
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写真1-205:深センにおける政府指定の隔離施設(維也納酒店(福華店)) その3 部屋 |
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写真1-206:大衆点評における維也納酒店(福華店)の平均宿泊費 |
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7月10日から7月15日まで政府指定の隔離施設(ホテル)に滞在しました。食事はRMB100元(約1,533円)/日で隔離施設から3食を提供してもらえます。 写真は昼食で感覚的な内訳は朝20元、昼40元、夜40元だそうです。滞在中は深セン政府から毎日無料で果物の差し入れがありました! それから、食事はネット経由で出前もOKです。ホテル裏口の職員用通路が唯一の出入り口のようでした。そこにひっきりなしに美団等の出前会社が食事を届けていました。出前は隔離施設の出入り口で職員が一旦受け取り、各部屋に届けるそうです。 |
写真1-207:維也納酒店(福華店)の昼食 |
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写真1-208:深セン政府から毎日差し入れされた果物 |
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写真1-209:維也納酒店(福華店)裏口の職員用通路 |
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写真1-210:出前会社「美団」の電動自転車 |
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6月25日「散歩で見かけた店じまい! その2 開店」で6月11日小規模スーパーが開店したことをご紹介しました。今回ご紹介するのは2店目ではなく、3店目でちょっと興味深い事例です。 近所に繁盛している香港料理店がありました。防疫期間になってからずっと休業していました。先月ぐらいから内装工事をしており、気になっていました。 7月24日(金)に香港料理店が開店しましたが、店名が変わっていました。集客のために会員前払い方式で15%〜25%の還元サービスを実施していました。 店員さんに聞いてみたら、やはりオーナーさんは変わったとのことでした。料理の価格は、以前のお店より20%〜30%高く、香港の価格設定に近い感覚です。 現在は15%〜25%の還元サービスがあるので、利用してもいいですが、なくなると近所の他店に比べて若干高めです。 このご時勢にどのような人が購入したのか気になっています。 |
写真1-211:休業中の繁盛していた香港料理店 |
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写真1-212:3番目に開店した香港料理店 |
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写真1-213:3番目に開店した香港料理店(開店サービス) |
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写真1-214:3番目に開店した香港料理店(レシート) |
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売却、或いは購入は、売り手と買い手がいて、価格に合意があれば、成立します。 近所の繁盛していた香港料理店のオーナーは少なくとも2店舗を経営していました。1号店が売却され、2号店は少なくても7月上旬から時短で業務を再開しました。つまり、売り手はまだ廃業していませんし、倒産もしていません。1号店の内装工事は6月中旬に始まっていたので、1号店の売買は6月上旬には成立していたのでしょう。 防疫期間において香港料理店を複数経営するのはリスクが高いです。感染が収束して、客足が戻るか分からないからです。よって、買い手がいれば、売却したい売り手の行動は、リスク回避の観点から理解できます。 別の言い方をすると経営の目的が「利益追求」ではなく、「会社存続」に変わっていると思うからです。
今回のまとめ:留得青山在,不愁没柴焼!(内田意訳:お店があれば、生計が立ち、将来再起を期すこともできる!) |
写真1-215:香港料理店を売却したオーナーさんの2号店 |
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7月下旬に大手企業さんからある中小企業に支払期限の要求がありました。これまで30日でしたが、60日に変更になりました。 9月から支払期限が60日になるそうです。「中小企業への代金支払保障条例」に違反していません。 どこでも不景気で資金繰りが悪くなるとしわ寄せは中小企業に行くようです。 |
写真1-216:支払期限を60日に変更する依頼 |
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店じまいした広東料理店の場所に7月8日に 麻辣湯店が開店しました。6月11日の小規模スーパーが1番目の開店で、 麻辣湯店は2番目です。 ちなみに先に紹介した7月24日の香港料理店は3番目で、4番目は看板を掛けずに8月初旬から営業しています。 話を麻辣湯店に戻すと開店サービスで20%引きを実施していました。写真からも分かりますが、初日からそこそこお客が入りました。内装は完全に作り直したようで、開店3番目の香港料理店が以前の内装をほぼそのまま使用しているのとは対照的です。 |
写真1-217:2番目に開店した麻辣湯店(開店後) |
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写真1-218:2番目に開店した麻辣湯店(内装前) |
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夏休みになったからでしょうが、7月下旬から写真のような広告を見かけました。地下鉄車両、駅ホーム、エレベーターに貼られていました。全て深センのテーマパーク等です。 880元(約13,487円)が399元(約6,115円)、3,266元(約50,054円)が999元(約15,310円)にと約7割引きまであります。 生き残りのための地元客の争奪戦が始まっているようです。 |
写真1-219:深セン歓楽谷 その1 |
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写真1-220:深セン歓楽谷 その2 |
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写真1-221:深セン東部華僑城 |
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写真1-222:深セン観ラン山水田園 |
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近所に中国式ラーメン屋さん(蘭州牛肉麺店)は2店あります。 1店は7月13日から約5ヵ月半ぶりに営業を再開しました。(7月23日ご紹介済み)もう1店は7月30日に約半年ぶりの再開を確認できました。(写真参照) これで幸い近所で時々利用していたお店が全て再開したのを確認できました。 たまたまですが、自分が利用していたお店に店じまいがなかったのは嬉しいです。 |
写真1-223:近所の牛肉麺屋さん |
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福田口岸(FUTIAN PORT)の看板が8月7日に再設置されました。大きな違いはロゴが追加されたことです。 従来は漢字の縦書きと英語の横書き、左から右が混在していました。現在は写真の通り漢字の縦書きと右から左に統一されました。 |
写真1-224:福田口岸の看板再設置 |
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写真1-225:福田口岸の看板取り外し |
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4番目に開店したコンビニは8月7日に看板を掲げました。近所ではあまり見たことがないコンビニでした。 開店セールは全品12%引きで集客していました。小さくカッコ書きで煙草、酒、カードと特価商品は除外とも記載されていました。 |
写真1-226:4番目に開店したコンビニ(看板あり) |
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写真1-227:4番目に開店したコンビニ(看板なし) |
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最近開店した近所のコンビニ求人は条件に身長がありました。
背が高すぎたり、低すぎると採用してもらえないのでしょうか? 身長1.58Mの女性は店員になれるが、店長にはなれないのでしょうか? いくつか求人を見ましたが、近所の求人で身長が条件なのは初めてです。 |
写真1-228:4番目に開店したコンビニ(求人) |
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昨日お昼休みに会社の近くの薬局でKN95マスクを買いました。ネット検索「百度」で調べたら、KN95は米国のN95に準じる中国大陸の規格でした。7.5元(約115円)/枚で30枚買いました。 自宅近所の薬局では普通のマスクが0.5元(約7.7円)/枚です。ちなみに会社は(医療用)マスクをネットで購入していますが、総務によると1.5元(約23円)/枚だそうです。 |
写真1-229:KN95マスク(1) |
写真1-230:KN95マスク(2) |
写真1-231:普通マスクの価格 |
広州日本商工会と深セン日本商工会が協同手配したチャーター便は8月7日に広州白雲国際空港に到着しました。広州151人、深セン41人で日本人192人が搭乗していました。 深セン商工会の事前の案内によれば、片道チケットはRMB12,266元〜RMB18,266元(約187,985円〜約279,939円)でした。強制隔離14日間は14泊15日で8月7日〜8月21日までのようです。 通常、強制隔離は政府が手配する中国系ホテルですが、チャーター便は「広州日航ホテル」(中国語で広州日航酒店)です。 日本語の隔離報告には、3月の広州における「広州嘉逸皇冠酒店」(資料1と資料2)があります。最近のものでは広州ではなく大連ですが、「聖汐湾度假酒店」(資料3)もあります。 これらに比較すると「広州日航ホテル」の隔離生活は恵まれています(写真参照)。 食事は日本人の口に合うもので、ルームサービスも比較的に充実しています。 一方でルームサービスに洗濯洗剤とハンガーがあるので、洗濯するなら手洗いしかないのは他の報告とほぼ同じのようです。
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写真1-232:「成田--広州のチャーター便、第2便が到着」 by NNAさん |
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写真1-233:広州日航ホテルさんの「医療観察中の注意事項」 |
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写真1-234:広州日航ホテルさんの「お弁当献立表」 |
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写真1-235:ルームサービス1 |
写真1-236:ルームサービス2 |
写真1-237:ルームサービス3 |
写真1-238:ルームサービス4 |
写真1-239:ルームサービス5 |
写真1-240:商工会スタッフ |
Wさんは5月21日に深センから深セン湾経由で香港に入境しました。入境日も14日にカウントされ、6月4日0時に強制隔離が解除されました。 隔離期間は位置情報を当局が把握できる写真のような腕輪を着用しました。腕輪は隔離終了後に自分で外して、廃棄します。 ちなみに隔離期間にPCR検査は実施されませんでした。 |
写真1-241:香港における隔離期間に位置情報を把握する腕輪 |
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香港は政府指定の隔離施設を各自の予算で選べます。Wさんは「香港チェン灣絲麗酒店」に滞在しました。1泊HKD200以下なので、香港のホテルとしてはかなり経済的です。 7月の深センにおける強制隔離の宿泊費と比べてもかなり安いです。但し、部屋の広さは深センの方が広いです。 それから、食費はどうしても香港の方が高く、食費も含めて考えると香港と深センの隔離費用はほぼ同じです。 |
写真1-242:香港における隔離施設(香港チェン灣絲麗酒店) |
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写真1-243:香港における隔離施設(室内) |
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写真1-244:香港における14日間隔離費用概算(2020年5月21日〜6月4日) |
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写真1-245:深センにおける14日間隔離費用概算(2020年7月10日〜7月23日) |
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「香港チェン灣絲麗酒店」は差し入れとホテルを介したデリバリーがありました。 Wさんは友人に果物を差し入れしてもらいました。ホテルの管理はあまり徹底されておらず、友人は部屋まで果物を届けることができたそうです。 それから、食べなれたインスタント食品やパンを持ち込みました。持ち込んだ食べ物に飽きてくると写真のようなデリバリーを何回か利用したそうです。 食費は工夫次第で節約できます。 |
写真1-246:香港における14日間隔離の食事 |
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Wさんは8月12日に深センから深セン湾経由で香港に入境しました。入境日も14日にカウントされ、8月26日0時に強制隔離が解除される見込みです。 5月下旬は同じホテルで約HKD186/泊でしたが、現在は約HKD288/泊に値上がりしていました。隔離費用はもちろん自腹なので、家計への影響は少なくありません。 ちなみに今のところPCR検査は実施されていないそうです。 |
写真1-247:香港における14日間隔離費用概算(2020年8月12日〜8月26日) |
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Wさんは今回も香港入境後に位置情報を当局に発信する腕輪をしました。ホテルにチェックインし、初めは6階の部屋でした。 到着後に指示通りに当局に隔離場所に到着したことを報告しました。しばらくしてホテルの都合で12階の部屋に移動しました。ホテルスタッフに当局への連絡が必要か確認したら、「不要」との回答でした。 その後、Wさんは当局に確認せずに6階から12階に移動したことに対して警告を受けました。腕輪の位置情報はかなり正確で、高低差も把握できるようです。前回の隔離は14日間で数回しかAPPで確認されなかったそうですが、今回は毎日APPで数回確認されます。警告を受けたからか、香港で感染が拡散しているからか、両方なのかは不明です。とりあえず当局の緊張感だけは伝わってきます。 |
写真1-248:香港衛生局ホームページ中国語版 |
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写真1-249:香港衛生局ホームページ英語版 |
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写真1-250:香港衛生局ホームページ中国語版ニュース公表 |
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Wさんは香港入境後にAPP「居安抗疫(Stay Home Safe)」のダウンロードを確認されました。位置情報を当局に発信する腕輪は「居安抗疫」と一緒に使用することで効率的な管理が実現できるようです。 当局が任意で「居安抗疫」確認をします。当局の確認があれば、30秒以内にスマホの「居安抗疫」で腕輪のQRコードをスキャンします。 隔離対象者に上記の作業をさせることで対象者が腕輪の位置にいることを監視(モニタリング)する仕組みのようです。 香港のニュースで隔離対象者が腕輪をしたまま、或いは腕輪を隔離場所に置いたまま外出して罰金が課された事例が報道されました。「居安抗疫」はこれらへの対応なのでしょう。 iPhone版「居安抗疫」は1.0.0が5カ月前、最も古い評価は3月20日が確認できます。現在は1.0.9で短期間で8回もアップデートされています。 ここからは推測ですが、スマホを持っていない人には腕輪だけをしてもらい、登録(携帯)電話に当局が任意で電話するのでしょう。 電話ですと英語、北京語、広東語が理解できないとコミュニケーションに問題が発生しそうです。8月4日〜17日の14日間ですと少なくなったとはいえ香港入境者は17,512人もいます。 もし、「居安抗疫」を使用しなければ、香港入境者の監視コストだけでも大変な費用(労力)になりそうです。 ちなみにAPPはもちろんAndroid版もiOS版もあります。 |
写真1-251:「Stay Home Safe」 |
写真1-252:30秒以内にQRコードをスキャン |
写真1-253:協力感謝画面 |
写真1-254:iPhone版「Stay Home Safe」 |
日曜日(8月16日)に無料でガスメーターを交換してもらいました。嫁さんによれば、ガスメーターは少なくとも約300元(約4,598円)以上だそうです。 念のために写真を撮影して比較してみると新しいメーターにはバーコードだけでなく、QRコードもありました。赤枠で囲った正方形の黒塗り部分にQRコードがあります。どのようにQRコードを使用するのかはまだ分かりません。 |
写真1-255:自宅のガスメーター(AFTER) |
写真1-256:自宅のガスメーター(BEFORE) |
日曜日(8月16日)17時40分頃にアポなしでガス会社の方が2人自宅に来ました。 私はちょうど夕食の揚げ物をしていました。「都合が悪い」と伝えると「平日に何度も来たが不在だったので、今来た」と上から目線でした。「今ならまだ無料だが、来週以降なら有料だ!」とも言いました。 不愉快でしたが、ガス会社さんにはガスを提供してもらっているので我慢しました。 写真の男性はもう1人のガスメーター交換担当で物腰は柔らかい方でした。自宅のガスメーターは若干作業がしにくい位置にあるので申し訳なく思いました。 しかし、交換された古いガスメーターは埃まみれだったようで、写真のようにガス代の上に埃をまき散らし、更に汚れた手で台所のいろいろなところに触り、汚れを残していきました。 ガスメーターが交換された頃にもう1人のガス会社の方が来て、汚れに気付きました。私に「掃除してください」と言ったので、心の中で「言われなくてもするよ」と叫び、無言で返事はしませんでした。 ちなみにガス会社の方が帰った後に掃除をして、晩ご飯を食べましたが、せっかくの揚げたての揚げ物が冷めてしまったのは言うまでもありません。 競争がある業界は中国でも劇的にサービスが向上していますが、競争がない業界では今でも顧客に配慮しないサービスに遭遇してしまうことがあります。 |
写真1-257:自宅のガスメーター交換 |
写真1-258:埃で汚れたガスレンジ |
金曜日(8月21日)夕方に防疫期間になって初めて深セン地下鉄「会展中心」で途中下車して仏系大規模スーパー・カルフールに行きました。 カルフールは以前に比べてお客さんが減っていました。大規模スーパーなので、店内にテナントが入っているのですが、ほとんどが閉店していました。 深センにはサイゼリアが何店かあり、駅周辺のショッピングモール等に出店しているようです。 カルフールはお客が減っていますが、サイゼリアは盛況なようで非常に対照的でした。 |
写真1-259:カルフール(1)
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写真1-260:カルフール(2) |
写真1-257:カルフール(3) |
写真1-258:カルフール内のサイゼリア |
非庶民系の中大型スーパーは臨時か常設で輸入食品コーナーが設置されることがあります。庶民系の小型スーパーと差別化のために中大型の強みである品揃えを充実させているのでしょう。 近所では香港系の「百佳」(PARKn SHOP)と仏系の「家楽福」(カルフール、Carrefour)で見かけたことがあります。しかしこれまで価格が高めなので、買ったことはありませんでした。 先日、中心城のカルフールに行ったのは、日本食品があるかもしれないからです。写真からも分かりますが、味噌、醤油、ワサビ、フリカケはありました。 但し、味噌を例にすると味噌3種の産地は、遼寧省大連市、山東省煙台市と台湾でした。残念ながら香港で買えるような日本産ではありませんでした。 手持ちの日本産が切れたら、代用できるか試してみます。 |
写真1-263:カルフールの味噌等
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写真1-264:カルフールのワサビと醤油 |
8月18日(火)に深セン地下鉄の6号線と10号線が開通しました! 日曜日(8月23日)早朝に10号線「福田口岸駅」を見学しました。 駅の改札はC出口から一番近いところにあるのでE出口から改札まではかなりの距離です。4号線「福田口岸駅」にはコンビニ等があるので、新駅にはどんな店舗があるのかが気になっていました。 ちなみに4号線も10号線も「福田口岸駅」なので、4号線はAとB出口、10号線はC、D、E出口となっています。 残念ながら新駅の利用者はまだあまり多くないようで、テナントスペース3箇所は確認できましたが、店舗は開店していませんでした。新駅には地域経済の活性化を期待しましたが、防疫期間では時期が悪く、時間がかかりそうです。 写真には撮れませんでしたが、真新しい作業服を着た清掃員が10人ほど集合しているのを見かけました。新駅は大きいので、毎日の清掃は大変そうです。僅かですが、雇用創出に貢献しているのは間違えありません。 |
写真1-265:10号線福田口岸駅E出口(1) |
写真1-266:10号線福田口岸駅E出口(2) |
写真1-267:10号線福田口岸駅E出口(3) |
写真1-268:10号線福田口岸駅E出口(4) |
写真1-269:10号線福田口岸駅 C出口(1) |
写真1-270:10号線福田口岸駅 C出口(2) |
写真1-271:10号線福田口岸駅 平面図 |
写真1-272:深セン地下鉄路線図 |
昨晩は七夕節で微信にも七夕関連の配信がいくつかありました。今朝の散歩の際にベンチに置き去りにされた花束を見かけました。 赤20本、ピンク5本、オレンジ5本のバラの花束でしょうか? 花屋さんで買えば、300元(約4,598円)ぐらいはしそうです。 庶民の月給は3,000元〜5,000元(約45,977円〜76,628円)なので、庶民の方なら奮発しています。 昨晩そこではどんなドラマがあったのでしょう。新型肺炎は七夕節にも影響したのかもしれません。 |
写真1-273:ベンチの花束(1) |
写真1-274:ベンチの花束(2) |
7月1日に再開し、7月は20%値引きを実施し、客足は徐々に回復しているようでした。7月25日に写真1枚目のような35元(約536円)以上消費で白身フライのおまけを始めました。 ほぼ同時期に以前からあった写真2枚目「代金券5元」配布を強化しました。30元(約460円)以上消費で1枚につき5元値引きになります。 7月の20%よりも最大約17%まで値引き幅を引き下げました。顧客単価を引き上げる作戦のようです。 ちなみに35元消費で白身フライのおまけ、且つ「代金券5元」が使用できるのか不明です。「代金券5元」使用の場合、40元以上消費しないと白身フライのおまけをしてもらえないかもしれません。 先に35元消費で白身フライのおまけをいただき、お会計の際に後出しで「代金券5元」を出したら、店員さんが値引きしてくれるかどうかに興味があります。 いずれにしても7月下旬には「会社存続」原則から徐々に「利益追求」原則に舵を切り始めたようです。 |
写真1-275:35元消費で白身フライ |
写真1-276:30元消費で「代金券5元」 |
7月下旬には顧客単価を引き上げる作戦を実施し、順調なようでした。しかし、8月中旬から1枚目写真のように日曜日を定休日にしました。 これまでの無休が「利益追求」原則なら、定休日の実施は逆行です。ちなみにこれまで無休だった香港料理店が2枚目写真のように臨時休日でした。 定休日や臨時休日は時短営業の一種で「会社存続」原則が作用したと言えそうです。 顧客ニーズで柔軟に経営することは理想です。スタッフが全員時給なら定休日の導入は容易でしょうが、月給ならスタッフとの協議が必要でしょう。 竹内亮監督「好久不見 武漢」では中国人・頼さんの日本式居酒屋経営の事例が紹介されていました。顧客に配慮して料金を安価に再設定し、シェフには月給減額をお願いしました。しかし、唯一のシェフは受け入れられずに辞職したそうです。 この事例からも経営者は顧客だけでなく、特に何らかの技術(スキル)を有するスタッフにも配慮しなければならず、舵取りが容易ではないことが分かります。 |
写真1-277:日曜日が定休日 |
写真1-278:日曜日が臨時休日 |
先週木曜日(8月27日)に防疫期間になってから初めて政府関係が主催する対面説明会に参加しました。前日に会場変更がありましたが、スタッフの方がしっかりしており、当日特に混乱はなかったようです。 会場ホテルの入り口では、深センで一般的な「i深セン」ではなく、中国移動、中国電信、中国聯通の携帯キャリアごとの移動記録確認でした。通常、直近日14日間ですが、15〜30日間の移動記録も確認できるようです。 参加者は思ったよりも多くて200人以上でした。壇上で話をされる方は皆マスクを外していました。深セン市外商投資企業協会さんは防疫期間になって初めての大規模な対面説明会だそうです。 |
写真1-279:政策説明会 会場(ホテル) |
写真1-280:防疫期間移動履歴確認 |
写真1-281:政策説明会 参加者 |
写真1-282:政策説明会 講演者 |
当日の資料は、配布資料とプロジェクターが異なるものでした。私も撮影しましたがプロジェクター資料をスマホ撮影する方が少なからずいました。 協力団体等には、EUや日本や韓国の商工会が記載されています。またプロジェクター資料でも積極的にEU系のシーメンスさん、それから日系の村田製作所さんやYKKさんの事例を取り上げていました。 時節柄、EUや日本の外資企業に直接投資を増加するように秋波を送っているようです。 |
写真1-283:配布資料(表紙) |
写真1-284:配布資料(協賛) |
写真1-285:プロジェクター(協賛) |
写真1-286:プロジェクター(事例) |
当日の資料には、パンフレットもありました。カラー印刷で製本もしっかりしているので、数年前に大量に作成したものでしょう。 昨日紹介したモノクロ資料とパンフレットを比べると深セン当局の方針変更が分かります。パンフレットの主要ターゲットは、欧米と日本です。 一方、モノクロ資料では、EU、日本と韓国です。 深セン当局は、以前も現在もEU、とりわけ独国への期待が大きいようです。 |
写真1-287:パンフレット(表紙) |
写真1-288:パンフレット(世界500企業) |
写真1-289:パンフレット(欧米日) |
写真1-290:パンフレット(欧日星港) |
本日から「深セン市生活ゴミ分類管理条例」にて規定通りに廃棄しない個人に対して罰金が課せるようになるようです。
昨日の関連ニュースによれば、状況が深刻とは何度指導しても改善をしないケース等が想定されていました。月給5,000元未満の庶民にとって罰金50元は小さくありません。 |
写真1-287:罰金ポスター |
写真1-288:分別例ポスター |
8月30日に5番目に開店したのは、小規模スーパーでした。近くに中規模スーパー2店、小規模スーパー4店がある激戦区への参入です。ちょっと奥まったところにあり、あまり立地はよくありません。 以前は5店しかなかったのに防疫期間は却って7店になりました。3番目に開店した香港料理店と同様に非常に興味深いケースです。 |
写真1-293:5番目に開店した小規模スーパー |
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防疫期間でも需要があまり影響を受けない店舗としてスーパー、薬局、病院と歯医者に注目しています。これらは生活に不可欠な商品、或いはサービスを提供しているので、生活必需系の店舗とも言えます。しかし、これらの店舗の中で増加しているのはスーパーだけです。 供給側の店舗が増えた原因としてすぐに思い浮かぶのは自炊(需要)の増加です。防疫期間の影響で自炊が増加しているようです。 蛇足になりますが、自炊の増加は、外食の減少です。スーパーの活況が地域経済の活性化になるのか未知数です。 |
写真1-294:自炊需要の増加 |
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以前は中規模スーパー2店と小規模スーパー3店でしたが、現在は中規模スーパー2店と小規模スーパー5店になりました。開店したのは、どちらも小規模スーパーで庶民向けです。 香港系中規模Bスーパーは臨時の輸入食品フェアを実施したこともある非庶民向けです。現地系中規模Mスーパーは長時間営業で庶民向けです。 防疫期間で非庶民にも節約志向があります。昇給、或いは賞与が期待できない、もし失業したなら、節約志向になるのは当然です。開店した庶民向け小規模スーパーは、非庶民向けの中規模スーパーの顧客をターゲットにできそうです。 蛇足になりますが、庶民向けスーパーの顧客増加は、非庶民向けスーパーの顧客減少です。庶民向けスーパーの活況が地域経済の活性化になるのか未知数です。 |
写真1-295:非庶民(居住者)の節約志向 |
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新型肺炎はネット販売に追い風で、中国でも巨大ネット企業が生鮮食品の販売を始めています。我が家でも嫁さんは冷凍された肉や魚をネットで購入し、最近は果物も時々ネット購入しています。 しかし、写真からも分かりますが、時々ハズレがあり、依然として果物はお店で買うことが多いです。 現段階でもネット購入が敬遠されるのは、新鮮な肉、魚、野菜と果物です。商品の「鮮度」が高い参入障壁です。 一方で防疫期間で空き店舗が多い現状は、小規模スーパーが新規出店するのに好都合で、当該地域への参入障壁を低くしています。 蛇足になりますが、ショッピングモール経営者にとって防疫期間に空き店舗に借り手がつくのは有難いことです。借り手市場であろう賃貸店舗市場も小規模スーパーの開店には追い風です。 |
写真1-296:ネットで購入した梨(1) |
写真1-297:ネットで購入した梨(2) |
開店した小規模スーパーは、巨大ネット企業が不得手な生鮮食品を基本的に「当日売り切り」です。このような「当日売り切り」方式は、私が知る限り現地系小規模Qスーパーを嚆矢とします。 ネット販売は即時配送が困難です。また生鮮食品は特に商品を五感で判断して選択したい根強いニーズがあります。小規模スーパーはネット販売の隙間(ニッチ)市場に特化しています。 蛇足になりますが、ネットを経由した食品を含む巨大な小売市場は盛況です。 一方でネット販売の隙間市場は、「当日売り切り」の生鮮食品小規模スーパー以外にもありそうです。 |
写真1-298:現地系小規模Qスーパーの値引き時間表 |
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現地系中規模Mスーパーは、24時間営業だったはずですが、午前7時から24時までの「長時間営業」になっていました。当日売り切りの小規模スーパーは19時〜20時には大半の商品が売り切れます。 これらのスーパーで買いそびれた顧客にとって「長時間営業」の中規模Mスーパーは便利です。 「長時間営業」では、24時間営業のコンビニに劣りますが、コンビニより品揃えが充実しており、商品が安価で強みがあります。 また同規模の香港系中規模Bスーパーに品揃えで劣りますが、価格が庶民向けです。 当日売り切りの小規模スーパーは、「長時間営業」がしにくいです。現地系中規模Mスーパーは生き残りのための差別化ができているようです。 |
写真1-299:営業時間7時〜24時 |
写真1-300:値引き時間表 |
現地系中規模Mスーパーは、19時〜24時の時間帯なら少々遠方の顧客も来店が期待できそうです。 これはMスーパー所在地をA地区とした場合、隣接するB地区も商圏になるということです。A地区の中心にあるMスーパーはB地区から100m〜300mで徒歩で通えます。 B地区にも現地系の庶民向け小規模スーパーが2店ありますが、どちらも「当日売り切り」のようです。 人口統計が手元にないので、下記にて人口を推計しました。
A地区は約7,000人で、B地区は約3,000人です。スーパーはA地区とB地区で9店なので、小規模スーパーなら1,000人に対して約1店の割合です。 このように需要側の人口も考慮すれば、工夫次第で経営はできそうです。 |
写真1-301:A地区は約7,000人、B地区は約3,000人 |
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中国で20年生活したので、消費者として中国のスーパーを利用してきました。 市場の拡大に伴い、スーパーが台頭してきました。市場では競争が促進され、小規模が淘汰されることはありましたが、互恵原則が存在していました。 C地区は90年代から低層マンションが、A地区は2001年から高層マンションが建設されました。C地区の推定人口は約6,000人で個人店舗が数十店入居する自由市場と中大規模現地系Rスーパーがそれぞれ1店あります。 十数年前のスーパー市場はC地区で飽和状態でしたが、A地区ではまだで外資スーパーが参入できました。 A地区は新興の高層マンションで建築面積60平米(使用面積45平米前後)でも家賃が5,000元(約76,628円)/月以上です。居住者の所得水準が相対的に高く2001年以降に非庶民向けのスーパー市場が徐々に形成されたと言えます。 C地区とA地区の現状は、中国におけるスーパー業界の縮図のように見えます。 |
写真1-302:マンション建設時期と地域スーパーの発展沿革 |
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写真1-303A:C地区とA地区 |
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多数の個人店舗が淘汰され、スーパーが中国の生鮮食品+α 市場で成長しました。 現在はネット販売がスーパーの+α 市場に参入し、大企業が「京東」や「阿里巴巴」といった巨大ネット企業に淘汰されつつあります。顧客ターゲットが非庶民向けで+αも販売しているスーパーは最も競争が激烈です。 庶民向けに+αを販売しているスーパーもネット販売との競争があります。かつて+αを販売することが強みで成長したスーパーは+αを販売することが弱みになりつつあります。 防疫期間で節約志向が継続し、消費が冷え込めば、「当日売り切り」スーパーは、非庶民の需要も獲得できるでしょう。ネット販売の隙間市場に特化した「当日売り切り」スーパーは中規模以上の庶民向けスーパーの顧客も獲得できるかもしれません。 中規模以上のスーパーは、やがて長時間営業で「当日売り切り」スーパーが苦手な20時〜24時に生鮮食品を販売することでしか強みを発揮できなくなるかもしれません。つまり、「当日売り切り」スーパーの隙間市場で中規模以上のスーパーは生鮮食品を販売するということです。 市場拡大期はA社もB社も生き残れる互恵原則が存在していました。一方、市場拡大が困難になるとA社かB社しか生き残れない相反原則が市場の主流になります! |
写真1-304:地域スーパーと顧客ターゲット |
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写真1-305:「京東」の売上 |
写真1-306:「阿里巴巴」の売上 |
相反原則が主流になると中国市場で外資が生き残るのは容易ではありません。 感染拡大期には、日系マスク工場が中国政府から輸出制限を受けたこともありました。政経不可分で政治が優先されれば、市場原理は機能不全になり、互恵原則はますます後退してしまいます。2020年の世界500企業の売上1位ウォルマートも98位カルフールも115位イオンも中国市場で生き残れないかもしれません。「京東」や「阿里巴巴」といった中国の巨大ネット企業は売上も利益も上げながら、中国の+α市場を蚕食鯨呑しようとしています。 先日、深セン当局は、引き続き外資導入をするために説明会を開催しました。市場拡大期は内資企業も外資企業も生き残れる互恵原則が存在し、好循環で外資導入も容易でした。一方、市場拡大が困難になると相反原則が主流になり、悪循環で外資導入が困難になるだけでなく、外資撤退が加速されます。 |
写真1-307:外資スーパーと中国のネット販売 |
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写真1-308:ウェルマートの売上と利益 |
写真1-309:カルフールの売上と利益 |
写真1-310:イオンの売上と利益 |
今年も福利厚生で会社から月餅をもらいました。 今年はお世話になった会社に例年通りに月餅を送るか社内で議論がありました。結局、一部郵送に支障が出る可能性のある地域以外は例年通りに送ることになりました。 数量が若干減ったので、防疫期間の影響を受けました。今年は中秋節が10月1日だからかもしれませんが、月餅の広告が例年より少ないようです。 例年なら各社が競うように大きな広告を掲載し、秋の訪れを実感できます。8月27日に写真の広告を初めて見かけましたが、現時点まで目立った大きな広告を見かけていません。防疫期間の影響があるようです。 |
写真1-311:勤務先支給の月餅 |
写真1-312:深セン地下鉄の月餅広告 |
B地区にある蘭州牛肉麺店(中国式ラーメン屋)さんが9月6日(日)から再一時休業しました。7月30日に約半年ぶりに再開し、約1ヶ月しか再開できませんでした。9月3日(木)には遅ればせながら20%値引きを始めたのですが、値引き営業は3日だけでした。値引きもお礼(おまけ)もしなかったので、地元客の争奪戦に敗退したようです。A地区にあるもう1店の蘭州牛肉麺店さんより開店設立が早く、スープもおいしかったのに残念です。 ちなみにB地区で営業再開していたマッサージ店も気がついたら再一時休業していました。 防疫期間における景況は地区ごとに差異があるようです。 |
写真1-313:再一時休業の貼り紙 |
写真1-314:9月3日の20%値引き |
写真1-301:広東省深セン市福田口岸付近のA地区とB地区 |
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土曜日(9月13日)お昼に豚骨チャーシュー麺26元(約398円)を注文しようとしたらチャーシュー面は注文できないと言われました。代わりに一番高い豚骨軟骨麺29元(約444円)を勧められたのですが、交渉したら軟骨を減らした豚骨軟骨麺26元になりました。店員さんの話によれば、チャーシュー麺はメニューから外されたようです。時短営業の「定休日」に続き、「メニュー削減」で「会社存続」原則が作用したと言えそうです。 蛇足になりますが、写真は初めてスープを飲み干したら、どんぶりの底に発見した日本語です。
意味はよく分かりませんが、こういった遊びは嫌いではありません。しかし、一体中国人のお客さんの何パーセントが理解できるのか不明です。 |
写真1-315:どんぶりの底に発見した日本語 |
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9月12日に6番目に開店したのは、チェーン店の薬局でした。正確にはB地区からA地区に約150mほど移転しただけです。推定人口ですが、A地区は約7,000人で、B地区は約3,000人です。 B地区は薬局が2店でしたが、1店になりました。A地区は薬局が2店でしたが、3店になりました。 4番目に開店したコンビニと同様に看板を掲げずに営業を始めました。 薬局でもA地区の地元客争奪戦が始まったようです。 |
写真1-316:6番目に開店したチェーン店の薬局 |
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深セン地下鉄「福民」駅の最寄りで、C地区に日本料理店 大漁(TAIRYO)があります。 残念ながら、まだ1度も行ったことはないのですが、日曜(9月13日)に看板がなくなっていました。先月深セン地下鉄に広告を出した日本料理店で、微信アカウントによれば、深センに12店舗、東莞他に8店舗あります。看板リニューアルか、閉店か改めて調べてみます。 日本料理店の大半は基本的に非庶民向けで、日本人駐在員、或いは日本人出張者以外に日常的な利用は期待できません。防疫期間に非庶民向け飲食店は非常に厳しい持久作戦を強いられるので気になっています。 |
写真1-317:「大漁」福民店の看板(現在) |
写真1-318:「大漁」福民店の看板(以前) |
写真1-319:「大漁」の地下鉄広告(1) |
写真1-320:「大漁」の地下鉄広告(2) |
A地区にある映画館(黄星箇所)は休業中で、まだ再開できていません。一方、深セン地下鉄「福民」駅の最寄りで、C地区にある映画館(緑星箇所)は8月30日には再開していました。 写真は8月30日撮影ですが、中国で9月4日に封切られる英米映画「TENET(中国語:信条)」の看板が準備されていました。「TENET」は防疫期間なのにバス停に映画の広告があったことでも記憶に残りました。ネット検索してみると中国での評価は10点満点の7.8で悪くないようです。 それから、「広東ジャピオン」さんに写真の記事がありました。深センは7月25日に150館が再開していました。深センの人口を1,300万人で計算すると約87,000人に1館ですから、再開できない映画館がまだ多数あるはずです。 防疫期間における景況感は地区ごとに差異があります。 |
写真1-321:再開した近所の映画館 |
写真1-322:広東ジャピオンさんの記事 |
写真1-323:中国ネット上のTENET評価 |
写真1-303B:C地区とA地区 |
先週(9月15日)約8ヵ月ぶりに深セン商工会懇親会に参加できました。前回7月に実施された深セン商工会は感染防止のために懇親会がありませんでした。 ホテルの入り口では自動検温がなされ、セミナー会場に入る前にホテル独自の健康コードへの登録が要求されました。2回目の利用だったためか今回はパスポート番号の入力が不要でした。 セミナーでは「事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)」の重要性と必要に応じた更新が紹介されました。 懇親会は食事をするので、どうしてもマスクを外します。以前は使い回しおしぼりだったと記憶していますが、今回の懇親会は使い捨てでした。 |
写真1-324:ホテル入り口の自動検温 |
写真1-325:ホテルの健康コードチェック |
写真1-326:セミナー資料BCP他 |
写真1-327:使い捨ておしぼり |
先週(9月16日)にオンラインで東莞市政府との意見交換会がありました。微信(WeChat)で「南方+」のQRコード(写真参照)をスキャンし、画面の指示に従ってAPP「南方+」をダウンロードし、視聴しました。東莞の各政府部門の責任者が問題に対して見解を述べるので参考になります。 日本側は在広州日本国総領事館の石塚総領事やJETRO広州の清水所長も参加しました。中国側は東莞の万副市長が参加していました。日本側からは「東莞と日本のWin-Win関係の強化」、中国側からは「日系は外資の中で3番目に大きい」という発言がありました。 防疫期間終了後もぜひ意見交換会のオンライン中継は続けてもらいたいです。 |
写真1-328:東莞の万副市長 |
写真1-329:広州領事館の石塚総領事 |
写真1-330:意見交換会資料 要望書他 |
写真1-331:南方+のQRコード |
土曜日(9月19日)に東莞のある日本人会に参加しました。参加者は約30人でした。 広東省健康コード「粤康コード」だけでなく、「行程カード」の登録も要求されました。もちろんマスク着用と検温もチェックされます。 すでに東莞は封込ができていますが、日本人会には隣接する深センや広州からの参加者もいるので防疫対策を継続しています。 |
写真1-332:移動履歴と健康コードのQRコード |
写真1-333:粤康コードの緑 |
写真1-334:移動履歴(1)緑 |
写真1-335:移動履歴(2) |
火曜日(9月22日)に深セン商工会が協賛する対面セミナーに参加しました。 マスク着用と会場受付での検温がありましたが、健康コードのチェックはありませんでした。ホテル、或いは商業ビルはマスク着用と検温を厳しくチェックしていると思っていましたが、必ずしもそうではないようです。ホテルや商業ビルの防疫対策にはバラツキがあります。 |
写真1-336:深セン大中華ヒルトンホテル |
写真1-337:概要説明会資料 |
大漁 福民店に散歩のついでに週末何度か足を運びました。9月20日(日)夜も9月26日(土)夜も休業中でした。 昨日は地下鉄駅で1駅の中心城店と2駅の馬成時代広場店へのご案内がありました。 不採算店舗は休業、或いは閉鎖する事業再構築が実施されているようです。 |
写真1-338:大漁 福民店(1)9月26日 |
写真1-339:大漁 福民店(2)9月26日 |
写真1-340:大漁 福民店(3)9月20日 |
9月は深センで本格的に対面セミナーが再開されました。 営業なので積極的に対面セミナーにも参加し、会社側としても異存はありませんでした。最近参加したセミナー等を一覧表に整理しました。 繰り返しになりますが、建物ごとに防疫対策は異なり、バラツキがあります。 |
写真1-341:主として深センで見聞した建物等の防疫対策(1)一覧表 |
写真1-342:主として深センで見聞した建物等の防疫対策(2)図 |
深センで9月23日に日本人の無症状感染が報告されました。中国大陸は基本的に無症状感染を感染統計に含めていません。但し、無症状感染でも観察治療中に症状が出れば、感染統計にカウントされます。 深セン市衛生健康委員会のホームページで深センにおける境外輸入感染例が国別で公表されています。無症状感染を感染統計に含めないルールのために少なくとも統計上は、深センに日本人の感染者がいないことになっています。これは、日本人に無用な風聞被害が発生しにくくなるという観点から必ずしも悪いことではありません。 またどなたかは知りませんが、9月23日から10月7日までの強制隔離が確実で、更に延長される可能性も高い日本人の方がまだ無症状のまま観察治療中だということでもあります。明日から中国大陸は8連休ですが、観察治療中の日本人の方がこのまま完治し、強制隔離から開放されることを願いつつ、時々深セン市衛生健康委員会のホームページを閲覧してみるつもりです。
◆深セン市衛生健康委員会 |
写真1-343:深センにおける日本人の無症状感染(2020年9月23日) |
写真1-344:深センにおける防疫報告(2020年9月28日) |
東莞で9月22日に無症状感染が2人報告されました。中国大陸は基本的に無症状感染を感染統計に含めていません。よって、現在でも東莞の感染は累計100人のままです。 興味深いのは中国人2人の隔離までの経過です。9月21日広州から入境していますが、隔離は広州ではなく、東莞です。広州在住者以外でも広州から入境した者は広州で隔離されると認識していましたが、この無症状感染はおそらく中国の住所所在地での強制隔離となっています。 空港がある広州や深センの感染を検討する際に留意したい事例です。 |
写真1-345:東莞における中国人の無症状感染2人(2020年9月22日) |
今年の国慶節は中秋節と重なり、非庶民向けの飲食店にとっては大きなチャンスでした。 8連休でしたが、旅行はせずに普段より遠出の散歩をしたりしながら、ゆっくりと過ごしました。 10月1日のお昼に深セン地下鉄「会展中心」駅の中心城に行ってみました。大漁 中心城店にお客さんがそこそこ入っていました。 10月3日のお昼に深セン地下鉄「石厦」駅付近の馬成時代広場にも行ってみました。大漁 馬成時代広場店にもお客さんがそこそこ入っていました。 ほとんどお客さんが入っていない飲食店もありましたが、全般に賑わっていました。日常を取り戻す持久作戦において国慶節が大きな節目になったようです。 |
写真1-346:大漁 中心城店 |
写真1-347:中心城 |
写真1-348:大漁 馬成時代広場店 |
写真1-349:馬成時代広場 |
A地区(「福田口岸」駅付近)の居住マンションにある映画館は休業中で、まだ再開できていません。 国慶節8連休中の10月6日(火)13時46分に深セン地下鉄「益田」駅の最寄りにある映画館に行ってみました。厳しい経営状況を予想していたのですが、子供を中心にお客が多くて驚きました。 益田ビルの映画館は7月23日に再開し、前払いで下記の値引きを実施していました。
C地区(「福民」駅付近)の既に再開している映画館と同様に3階にあります。益田ビルに入居している飲食店もお客が多く、映画館が集客にも貢献しているようでした。 |
写真1-350:益田ビルの映画館(1) |
写真1-351:益田ビルの映画館(2) |
国慶節8連休中の初日10月1日(木)12時5分に深セン地下鉄「会展中心」駅にある中心城の映画館に行ってみました。お昼時が影響したのかもしれませんが、C地区(「福民」駅付近)の既に再開している映画館と同様にお客はあまり多くありませんでした。 他の映画館との違いは、写真のような自動検温機が導入されており、更に音声でも検温結果が正常であることを知らせてくれることです。 但し、私の体温は35.6度で正常とされているので、計測の精度はそれほど高くないようです。 |
写真1-352:中心城の映画館(1) |
写真1-353:中心城の映画館(2) |
益田ビル映画館のように防疫期間でも市中感染が封じ込められば、集客が可能である事例は貴重です。
駅の近くには映画館があるようなので、引き続き、散歩しながら探してみたら、上記の(6)もありました。 これらを総合すると防疫期間でも映画館が活況を取り戻せるかどうかには下記の条件がありそうです。
映画館経営者の方の生き残りのための持久作戦は継続しています。 |
写真1-354:花皇影業(1) |
写真1-355:花皇影業(2) |
飲食店にとって国慶節は大きなチャンスでしたが、十分な利益があったかどうかは分かりません。 なぜなら、中国の法規上は社員に下記の給与を支払わなければならないからです。
例年は3日までが300%以上ですが、今年は中秋節と重なり、4日までになっているそうです。つまり、国慶節における店舗の運営コストは増加していました。そのためか福田口岸駅付近のA地区とB地区では国慶節を休みにする飲食店が少なからずありました。 また庶民向けの飲食店である吉野家さんは通常12時間営業なのに1日〜4日は9時間半の時短営業を実施しました。 国慶節に外食需要は増大しますが、コスト増も考慮すると特に庶民向けの飲食店は充分な利益の確保が容易ではないようです。 |
写真1-356:中国における国慶節の残業代支払い基準 |
写真1-357:国慶節に休業する深センの飲食店 |
写真1-358:国慶節に部分休業する深センの日本式ラーメン屋さん |
写真1-359:国慶節に時短営業をする深センの吉野家さん |
庶民向けの飲食店ですが、サイゼリアは国慶節にも繁盛していました。10月3日お昼に「皇崗村」駅最寄りのサイゼリアで食事をしてみました。 庶民向けの代表格である牛肉麺屋と日本式ラーメン屋と比較しても驚異的なコストパフォーマンスです。
サイゼリアサラダも7元〜11元(約107円〜169円)でスパゲティーとセットにしても30元(約460円)以下にできます。偶然でしょうが、店内で欧米人の方が食事されているのを複数目撃しました。 それから、同日14時頃にAEON新洲店のサイゼリアの前を通りましたが、昼時ではないのにお客がかなり入っていました。 備考:中国でサイゼリアに行ったことがないと思っていましたが、1月に日本人の集まりで広州のサイゼリアには行ったことがありました。その際は話に夢中でメニューをよく見なかったので、気づきがありませんでした。 |
写真1-360:深センにおけるサイゼリアパスタメニュー |
写真1-361:深センにおけるサイゼリアサラダメニュー |
写真1-362:華潤万家スーパー店舗内のサイゼリア |
写真1-363:深セン地下鉄「皇崗村」駅最寄りの華潤万家スーパー |
10月6日お昼にAEON新洲店の吉野家で食事をしました。 深センの吉野家で食事をしたことがありますが、AEON新洲店の吉野家は初めてでした。
吉野家にラーメンが登場したので、食べてみたかったのですが、残念ながら当日は品切れでした。 仕方がないので、大盛牛丼25元(約383円)を食べました。 牛丼の味は変わらず、美味しくいただきましたが、注文は写真のタッチパネルをお客が操作して、キャッシュレス(微信等)で前払いでした。 タッチパネルの操作は店員さんにサポートしてもらえますし、お年寄り等には店員さんが代わりに操作するようでした。 注文ができれば、お客はテーブルで待ちます。 注文番号がディスプレイに表示され、音声でもアナウンスされるので、取りに行けばすぐに食べられます。 フロアースタッフは少人数でも運営できるような仕組みでした。 前払いの「安い、速い、旨い」でも吉野家の三拍子が揃っていればかまいません。 また改めて吉野家に行ってみます。 |
写真1-364:吉野家さんの日本式ラーメン |
写真1-365:吉野家さんの汁なし麺 |
写真1-366:吉野家さんのタッチパネル式注文支払い機 |
写真1-367:AEON新洲店の吉野家さん |
9月16日に7番目に開店したのは、理髪店でした。
老人は60歳以上、子供は1.4m以下の注意書きがあります。 入り口に2つ理髪用の椅子が置かれているのが見えます。 理髪師さんは常駐せずにネット予約に応じて出勤し、散髪するシステムのようです。 集客のために全国チェーンの「金泉会所」が始めた新サービスかと思っていました。 しかし、10月8日に看板が変更され、店名もサービスも変更されました。
つまり、8番目に開店したのは、マッサージ店「江南足道」のようです。 マッサージだけでなく、散髪や中医でもA地区の地元客争奪戦が始まったようです。 |
写真1-368:マッサージ店「金泉会所」 |
写真1-369:マッサージ店「江南足道」 |
9月下旬に仮開店し、10月2日から9番目に開店したのは、香港式ラーメン店でした。 国慶節に庶民向けの飲食店が休業するのを狙ったなかなか戦略的な参戦です。 蘭州牛肉麺15元と豚骨ラーメン18元〜の戦いに香港ラーメンが15元〜で切り込みました。 店内で飲食ができないテイクアウトを前提にした小資本、小規模の開業ですが、 動画1-12のような広告に工夫があり、防疫期間に発生した節約志向と自炊疲れのニーズを上手く掴めればビジネスになりそうです。 |
動画1-12:香港式ラーメン店 車仔面 |
蘭州牛肉麺は1杯15元(約230円)です。 7月13日の再開から継続してきた漬物と炭酸飲料のお礼ですが、推定約1元(約15円)の漬物は10月2日になくなったのを確認しました。 漬物の無料提供は2ヶ月半ほどでした。 炭酸飲料の無料提供は継続しています。 |
写真1-370:蘭州牛肉麺とお礼(漬物なし) |
近所の大型マッサージ店の水立方は9月21日に改装開店をしました。 特に紹介しませんでしたが、数ヵ月に渡る内装工事を経た大規模な改装です。 それから、10月6日には庶民向け中華料理店の「沙二代」が8月から約1ヵ月半で改装しました。 ガラス張りで明るい店舗になり、以前よりも気軽に入れる雰囲気になりました。 まだ利用したことがありませんが、お客がそこそこ入っているのがよく見えます。 今度利用してみるつもりです。 |
写真1-371:「沙二代」(10月6日) |
写真1-372:「沙二代」(8月) |
中国は外食産業が発展しており、都市部なら朝昼晩を外食で済ませることもできます。 共働きも多いので、炊事が社会化され、自炊時間を節約したい労働者に便利です。 日常の朝食は軽く済ませることが多いので、庶民の予算は10元(約153円)以下が一般的です。 昼夕食に比べて単価が小さく、薄利多売でないと利益が出そうにありません。 朝食参入は、利益追求よりも売上増加が目的になりそうです。 9月29日に全鴨徳の朝食参入を確認しました。 写真1-374は肉まん3個が6元、豆乳1杯が2元で8元(約123円)です。 手作りだそうで、味は悪くありません。 また食べに行くつもりです。 |
写真1-373:全鴨徳の朝食参入 |
写真1-374:肉まん3個と豆乳1杯で8元 |
9月13日に近所にある手作り水餃子屋さんが営業しながら、テナント募集をしていました。 テナント募集は通常移転後に貼り出されます。 10月2日に空きテナントになっていることを確認しました。 おそらく9月末までの賃貸契約だったのでしょう。 貼り紙に比較的立地のいい場所への移転と記載されていますが、まだ開店を確認できていません。 |
写真1-375:手工餃子坊(9月13日) |
写真1-376:手工餃子坊(10月2日) |
なかなか空きテナントが埋まらないB地区ですが、先月ぐらいから香港料理店があったテナントで内装工事をしていました。 香港料理店のテナントを2分割してそのうちの1つに不動産仲介業の美聯物業が入居しました。 引っ越しは9月末から徐々に行われ、国慶節明けには移転できたようです。 写真は10月15日早朝ですが、この時点ではまだ看板がありませんでした。 看板を確認できたのは10月17日です。 もう1つは宅配業の順豊が入居するようです。 どちらも同じ並びに店舗がありましたが、順豊は店舗スペースを約半分にしました。 香港で買い物をした人が手荷物を郵送するために順豊に行列し、繁盛していたのがずいぶん前のことのようです。 福田口岸の出入境が再開されれば、お客は戻ってきますので、小スペースながら立地のいい場所に移転したようです。 ここからは推測ですが、順豊のビジネスが回復すれば、美聯物業とは店舗スペースを拡大できるようにあらかじめ話がついているのかもしれません。 このように考えるとほとんど開店や転入のないB地区でもなぜ店舗移転があったのか説明がつきそうです。 |
写真1-377:美聯物業と順豊 |
写真1-378:美聯物業の移転通知 |
B地区で頑張っている香港料理店は9月16日に写真の改装案内を出しました。 案内には9月28日から営業(再開)とあります。 しかし、非庶民向けの飲食店にとって稼ぎ時の国慶節に再開しませんでした。 現在もまだ再開されていません。 |
写真1-379:香港料理店の改装案内 |
防疫期間になって初めて8月21日にカルフール(中国語で家楽福)中心城店に行きました。 閑散としていたので、驚き、再訪しました。 写真1-380は9月22日に撮影した案内で、9月1日から12月25日まで改装とあります。 サイゼリアもありませんでした。 改装中も営業とされていたので、どのように営業するのかまた興味が引かれました。 写真1-381は10月17日に撮影し、売り場面積が半分以下になっていました。 レジの位置も変わっており、相変わらずお客が少なく、以前の賑わいに遠く及びませんでした。 |
写真1-380:カルフールの改装案内 |
写真1-381:改装中のカルフール |
深センにおける中国就労ビザ手数料の支払いは、これまで現金不可で、中国銀聯カード(Union Pay Bank Card:中国デビットカード)だけでした。 テンセント(TENCENT)の本社がある深センは、たいていのもので微信支払い(WeChat Pay:キャッシュレス決済)が使用できます。 中国就労ビザ手数料もようやく微信支払いができるようになりました! |
写真1-382:深センの中国就労ビザ手数料は微信支払いが可能に |
8月30日に5番目に開店した小規模スーパーでしたが、9月下旬から営業が確認できません。 9月15日に求人を出していましたが、その後、手書きのシステム故障が貼り出され、店員さんが呆然としていたのも見かけました。 9月21日には写真のようなシステムのアップデートが貼り出されてそのままです。 微信でサイトを見てみるとよくできています。 牛牛到家さんの参入でその他小規模スーパーが値引きセールを頻繁に行ったようです。 よく利用している小規模Qスーパーもよく値引きをしたので、私にも恩恵がありました。 |
写真1-383:近所の牛牛到家 |
写真1-384:システムアップデート通知 |
ラーメンではなく、定食等で約30%値引きをしていたので、10月17日にカツカレーを食べてみました。 石油危機のあった1970年代に連載された漫画『包丁人味平』に登場するどんぶりカレーを思いがけず中国で食べました。 カレーなのにレンゲと一緒に配膳されました。 プラスチック製の使い捨てスプーンは出してもらえました。 |
写真1-385:どんぶりカレー |
写真1-386:どんぶりメニュー |
10月18日お昼にAEON新洲店の吉野家で豚骨ラーメンを食べました。
豚骨ラーメンは注文からできるまで数分かかり、牛丼より時間がかかります。 水や箸はセルフサービスです。 レンゲがなかったので、店員さんに確認すると金属製のスプーンだけとのことでした。 |
写真1-387:吉野家の豚骨ラーメン |
写真1-388:水や箸はセルフサービス |
土曜日(10月24日)お昼にAEON中信城市広場店のすき家で食べました。
豚骨ラーメンは注文からできるまで十数分かかり、牛丼より配膳まで時間がかかりました。 座席に座ったままで注文と配膳をしてもらえます。 会計は後払いOKですが、レジに行って支払います。 チャーシューはおいしくいただきましたが、色どりがよくなく、メニューの写真と若干異なっていました。 メニューはラーメンの他にカレーや鰻もあり、吉野家より多いようです。 |
写真1-389:すき家の豚骨ラーメン |
写真1-390:すき家のラーメンメニュー |
写真1-391:すき家のメニュー |
写真1-392:中国のすき家広告 |
週末お昼の時間帯に散歩をしながら、住宅地の飲食店を観察していました。 深セン市福田区の自宅付近で混雑を見るようになったのは国慶節(10月初旬)からです。 一部の非庶民向け飲食店で混雑を見ました。 庶民向けは国慶節前に中心城のサイゼリアで混雑を見かけましたが、 国慶節から庶民向けで混雑を見かけたのは、サイゼリアの他に吉野家となりました。 写真は日曜日(10月25日)12時43分の撮影です。 12時過ぎにも入店しようとしましたが、混雑で座れなさそうでした。 仕方がないので、先にAEONで買い物をして時間をつぶしてから再訪しました。 |
写真1-393:吉野家と混雑 |
7月1日から約5ヵ月ぶりに営業を再開しましたが、10月18日から再休業しました。 再開は3ヶ月半でした。 豚骨ラーメンが売りで1杯18元〜29元(約276円〜444円)、経営努力をしており、徐々に客足が回復していたのに残念です。 10月17日昼は、35元未満でしたが、写真1-395の白身魚のフライを2つもサービスしてくれました。 ほぼ毎週通っていたので、サービスしてくれたのだと思いましたが、「さようなら(再見)」も含まれていたようです。 |
写真1-394:再休業のお知らせ |
写真1-395:サービスの白身フライ |
蘭州牛肉麺は1杯15元(約230円)です。 7月13日の再開から継続してきた推定約2元(約31円)炭酸飲料のお礼ですが、10月24日になくなったのを確認しました。 客足がだいぶ戻っているので、ようやくお礼の提供は不要になったのでしょう。 |
写真1-396:お礼なしの蘭州牛肉麺 |
先週(10月23日)夜に老上海ワンタン屋で汁なし麺を食べました。
15元は、同一地区の牛肉麺も同額で、新規参入した香港ラーメンも同額からでした。 牛丼屋もワンタン屋も麺市場に参入しているので、競争は激烈です。 |
写真1-397:老上海の汁なし麺 |
写真1-398:老上海のメニュー |
中国は一般に北方で麺、南方で粉(ビーフン)がよく食べられています。 深センは南方なので、麺だけでなく、ビーフンもよく食べます。 日曜(10月25日)朝に真巧夫で汁ありビーフンを食べました。
汁あり豚肉ビーフンは以前12元(約184円)でしたが、値下げされていました。 看板に”Global Chinese Food Chain”を掲げるだけにコストパフォーマンスが突出しています。 |
写真1-399:汁あり豚肉ビーフン |
写真1-400:「福民」駅近くの真巧夫 |
勤務先は深セン地下鉄「車公廟駅」B出口徒歩5分にあります。 車公廟駅B出口徒歩10分にとんかつ屋の堂本家二代目が開店しました。 昨日(10月30日)夜に30分ぐらい待って食べました。
防疫期間になってから待って注文をしたのは初めてです。 注文は座席のQRコードをスキャンでした。 チーズとんかつは初めてでしたが、おいしくいただきました! |
写真1-401:チーズとんかつ定食 |
写真1-402:堂本家二代目 |
本日散歩をしていたら思いがけず、開通を確認できました! 散歩のトイレポイントが増えました。 僅かでもいいので地域経済の活性化を期待します。 |
写真1-403:福田保税区駅(1) |
写真1-404:福田保税区駅(2) |
写真1-405:福田保税区駅(3) |
写真1-406:福田保税区駅(4) |
本日JTB香港のオンラインツアーに参加しました。
私は26日(月)までの申込でHKD70でした。 深センの自宅から参加しましたが、特に問題ありませんでした。 ZOOM参加者は65人と表示されていました。 チャットを利用した2択クイズがある等工夫されていました。 |
カルフール中心城店は改装営業をしており、売り場が大幅に減少しています。 残念ながら味噌がなくなってしまったのですが、代わりにインスタント味噌汁(6袋入り)が売られていました。 製造元は味島食品(上海)工業有限公司で、以前から置かれていたフリカケと同じところでした。 それから、なぜか以前は見かけなかった大びんの醤油も売られていました。 写真は10月17日撮影なので、現在も販売しているかどうかは不明です。 |
写真1-407:インスタント味噌汁 |
10月18日に深セン地下鉄「沙尾」駅最寄りのカルフール新洲店に行きました。 中心城店は交通が便利な商業地ですが、新洲店は住宅地にあります。 中心城店と同様に輸入食品コーナーがありますが、品揃えは異なります。 残念ながら、新洲店で日本食は見つかりませんでした。 日本語表記が見つかったのは「マスクメロンサイダー」と「マンゴーサイダー」だけでした。 |
写真1-408:カルフール新洲店 |
写真1-409:輸入食品コーナー |
写真1-410:マスクメロンサイダー他 |
中心城店も新洲店もセルフレジが導入されています。 セルフレジは、顔認証のキャッシュレス決済にも対応していることがアピールされていました。 但し、顔認証によるキャッシュレス決済は居住マンション近所の小規模Qスーパーにも導入されています。 また居住マンションの入り口にも顔認証が導入されているので、目新しさはありません。 それから、キャッシュレス決済の支払手段ですが、微信(TENCENT)とアリペイ(ALIBABA)だけでなく、 蘇寧カードと雲閃支払い(Union Pay)もありました。 なお、支払手段の写真は中心城店で撮影したものです。 |
写真1-411:新洲店のセルフレジ(1) |
写真1-412:新洲店のセルフレジ(2) |
中心城店も新洲店も家電を販売しています。 中国の家電大手と言えば、国美と蘇寧が有名なので、カルフールの家電売り場は蘇寧を前面に出しています。 キャッシュレス決済にも蘇寧カードがあり、カルフールは2020年の世界500企業で324位の蘇寧と提携しています。 それから、中心城店も新洲店も駐車場があります。 家電を実際に見てから購入し、すぐに持ち帰りたいお客には、駐車場があるのは便利です。 |
写真1-413:世界500企業の蘇寧 |
写真1-414:カルフールの家電売り場 |
写真1-415:カルフールの駐車場 |
偶然でしょうが、中心城店も新洲店もサイゼリアがありました。 中心城店のサイゼリアは改装営業をしているので、閉店中です。 なお、写真1-416は10月18日(日)15時34分撮影です。 時間帯が影響しているのかお客は多くありませんでした。 |
写真1-416:カルフール新洲店のサイゼリア |
10月17日に深セン地下鉄「華強路」駅から徒歩約15分の福星店に行きました。 福星店は住宅地にあります。 1階が食品、2階が日用雑貨等ですが、店舗がかなり広いです。 残念ながら、福星店で日本食は見つかりませんでした。 日本語表記が見つかったのは「ゆず酒」と「梅っ娘」だけでした。 |
写真1-417:ウォルマート福星店 |
写真1-418:「ゆず酒」と「梅っ娘」 |
福星店にもセルフレジが導入されています。 10月24日に実際に買い物をしてみましたが、微信で特に問題なく、キャッシュレス決済ができました。 |
写真1-419:ウォルマート福星店 |
写真1-420:セルフレジ |
福星店は家電も販売しています。 ウォルマートとカルフールは品揃えを見るとほぼ百貨店です。 福星店には駐車場が見当たらないからでしょうか配送対応が大きくアピールされています。 |
写真1-421:家電配送 |
写真1-422:配送看板 |
福星店には託児スペースがありました。 有料のようなので、店員さんが常駐し、託児所として機能しているようです。 中国ローカルスーパーでは見かけないスペースです。 お客に快適に買い物をしてもらうための1つの工夫で、ウォルマートで買い物をする付加価値になっています。 中国の小売業に外資が参入したことで業界の競争と発展が促されているならお客にもメリットのある望ましい好循環です。 |
写真1-423:ウォルマート福星店の託児所 |
10月24日に深セン地下鉄「科学館」駅D出口から徒歩約5分の中信店に行きました。 中信店は商業地にあります。 中信店にはもちろん日本食がありますが、香港の黄埔店ほど品揃えが充実していません。 当日は合計20.7元(約317円)で梅干しとゴマ昆布を買いました。 |
写真1-424:イオン中信店 |
写真1-425:梅干しとゴマ昆布 |
中信店にもセルフレジが導入されています。 キャッシュレス決済は微信とアリペイがあります。 10月24日に実際に買い物をしてみましたが、微信で特に問題なくできました。 中信店は監視カメラがあることを強調しています。 |
写真1-426:イオン中信店のセルフレジ(1) |
写真1-427:イオン中信店のセルフレジ(2) |
10月25日に深セン地下鉄「石厦」駅から徒歩約10分の新洲店に行きました。 中信店は商業地ですが、新洲店は住宅地にあります。 中信店と新洲店の品揃えはほぼ同じですが、若干異なります。 当日は中信店で見かけなかった煮豆10元(約153円)を買いました。 |
写真1-428:イオン新洲店 |
写真1-429:煮豆10元 |
新洲店にもセルフレジが導入されています。 10月25日に実際に買い物をしてみましたが、微信で特に問題なく、キャッシュレス決済ができました。 イオンだけでなく、キャッシュレス決済をすると割引やクーポンのようなものが表示されます。 よく分からないので、ほとんど活用できていません。 新洲店も監視カメラがあることを強調しています。 |
写真1-430:イオン新洲店のセルフレジ |
写真1-431:イオン新洲店のクーポン |
今朝、売り切りの貼り紙を見ました。 (在庫一掃)売り切りセール 11月5日から11月14日まで 7割から5割引きから 1984年に中国本土に初めて参入した外資小売業の系統店舗です。 看板にはすでにBスーパーのBがありません。 先月微信でキャッシュレス決済した際の記録にはBがあります。 |
写真1-432:売り切りの貼り紙 |
写真1-433:香港系中規模Bスーパー |
写真1-434:キャッシュレス決済 |
写真1-435:香港系中規模Bスーパー |
昨日、売り切りセールで買い物をしました。 レシートには「百佳永輝」とあり、微信支払い記録には別の社名があります。 そして、看板は「Taste」です。 |
写真1-436:「百佳永輝」 |
写真1-437:「広州百佳」 |
写真1-438:「Taste」 |
セルフレジを使いたかったのですが、売り切りセールの支払いはレジのみでした。 レジで微信キャッシュレス決済をしました。 よく見たら店内に第4の名称「永輝超市」もありました。 |
写真1-439:第4名称「永輝超市」 |
写真1-440:「永輝超市」 |
Rスーパーは居住マンションから近く、昨日店前を通りました。 ネットスーパー等が意識されているのか宅配サービスを強調していました。 1階が日用雑貨等、2階が食品で構造上レジまでかなり歩かされます。 中国食品の品揃えは充実しており、いつもお客が少なくありません。 調べてみると深セン民営だったので、愛着がわきました。 |
写真1-441:中規模Rスーパー福民店 |
写真1-442:「人人楽」 |
Rスーパー福民店にもセルフレジが導入されています。 通常のレジが15ありますが、セルフレジはまだ数台で、規模の割に少ないです。 老若男女の幅広い客層で、セルフレジの利用率は高くなさそうでした。 10月31日に実際に買い物をしてみましたが、微信で特に問題なく、キャッシュレス決済ができました。 会員か非会員かの選択がなく、非常に分かりやすかったです。 但し、Rスーパー福民店にもポイントがあったはずなので、セルフレジでポイントがどうなるのか次回確認してみます。 セルフレジの下にレジ袋があり、必要に応じてレジ袋(小は.02元、日本円で約3円)のバーコードを読み込ませる性善説方式でした。 もちろんセルフレジが設置されている場所にサポート兼監視の警備員、或いはスタッフがおり、この点は他社と同様です。 それでも監視カメラがあることを強調するイオンとは対照的です。 |
写真1-443:人人楽のセルフレジ |
写真1-444:人人楽の通常(対面)レジ |
10月3日に深セン地下鉄「皇崗村」駅付近の華潤万家スーパー(中国語で超市、或いは超級市場)に行きました。 住宅地にあり、居住マンションから一番近いサイゼリアがあります。 調べてみると国有企業で、1984年に香港からスタートしていました。 |
写真1-445:華潤万家 皇崗村店 |
写真1-446:「華潤万家」 |
居住マンションから遠くないスーパーを訪問し、「外資」と「内資」の競争を観察しています。 防疫期間の「業務再開」(中国語で復産復工)を考察する「事例研究」(case study)になるからです。 サイゼリアは、日系イオンだけでなく、仏系カルフールと中国国有の華潤万家にもありました。 外資でも内資でも集客できるのが、いい出店先なのでしょう。 ◆確認できたスーパー内、スーパー附近のサイゼリア
もちろんスーパー以外にも出店しています。
スーパーとサイゼリアは集客で互恵原則が存在していそうです。 防疫期間が長期化した場合にスーパーとサイゼリアに相反原則が台頭してくるかどうかは不明です。 |
写真1-447:イオン中信店のサイゼリア |
写真1-448:イオン新洲店のサイゼリア |
写真1-258:中心城のサイゼリア |
写真1-416:カルフール新洲店のサイゼリア |
写真1-362:華潤万家のサイゼリア |
写真1-449:「華強路」駅附近のサイゼリア |
10月25日に深セン地下鉄「益田」駅付近の盒馬鮮生スーパーに行きました。 住宅地にあり、国慶節に散歩をしていて偶然に発見しました。 調べてみると巨大ネット企業アリババの経営で新小売業態を標榜しています。
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写真1-450:盒馬鮮生 益田店(1) |
写真1-451:盒馬鮮生 益田店(2) |
写真1-452:盒馬鮮生 |
10月25日に盒馬鮮生 益田店で買い物をしてみました。 残念ながら、盒馬鮮生 益田店のセルフレジは微信支払いに未対応でした。 店内に1箇所だけ通常レジがあるので、最終的に現金で購入しました。 なお、盒馬鮮生 益田店でも監視カメラの設置が強調されていました。 |
写真1-453:益田店のセルフレジ |
写真1-454:益田店の通常レジ(現金可) |
10月25日に支付宝(ALI PAY)がないとキャッシュレス決済ができないと言われました。 本日、益田店に行きましたが、支付宝でキャッシュレス決済ができませんでした。 支付宝の顔認証が必要だったからです。 仕方がないので、盒馬APPでキャッシュレス決済しました。 事前に支付宝を準備しておいたので、盒馬APPは支付宝とリンケージするだけで簡単にキャッシュレス決済ができました。 ちなみに盒馬APPは微信支払いに未対応で、銀行口座とはリンケージできます。 |
写真1-455:支付宝の顔認証 |
写真1-456:盒馬APP |
11月上旬に3泊4日で行きました。 16時に会社から出発したので、初日は広東省仏山に1泊しました。 防疫期間になってから深セン市外で宿泊したのは初めてです。 仏山のホテルでは粤康コードだけでなく、ホテルAPPも確認されました。 翌朝散歩で「マスク着用マーク」や「テナント募集」を見かけました。 |
写真1-457:仏山で粤康コード |
写真1-458:仏山でホテルAPP |
写真1-459:仏山のマスク着用マーク |
写真1-460:仏山の「テナント募集」 |
広西省桂林市陽朔に2泊しました。 午前中に遇龍河周辺を散策しました。 5年前は4月の桂林でしたが、今回は11月だったので異なった趣を楽しめました。 |
写真1-461:2020年11月の桂林(午前) |
午後は竹の筏で遇龍河の川下りを楽しみました。 金龍橋港から筏に乗りましたが、2人乗りで255元(約3,908円)でした。 港では帽子や傘やサンダルが売られていましたが、後で理由が分かりました。 川下りは気温が低い朝や夕方はあまりお勧めしません。 |
写真1-462:2020年11月の桂林遇龍河川下り |
早起きして遇龍河の川岸を散策しました。 朝靄がかかる朝焼けの遇龍河を堪能しました。 川下りもいいですが、早朝の散歩は空気が清々しく、気持ちよく風景を堪能できるのでお勧めです。 |
写真1-463:2020年11月の桂林遇龍河(早朝) |
遇龍河10時頃の散策は「本鈴」の電動バイクに乗りました。 電動バイクに乗ったのは初めてでしたが、本田の原付バイクには数年間乗ったことがあり、運転は特に問題ありませんでした。 最高時速が43キロも出たのにはちょっと驚きました。 ちなみに電動バイクは50元(約766円)、自転車は10元(約153円)でレンタルできました。 |
写真1-464:「本鈴」の電動バイク |
広西省桂林市陽朔の民宿に2泊しました。 広西省は感染260人、桂林は感染32人、死亡ゼロです。 もちろん広西省の感染は封じ込め(感染=治癒+死亡)ができています。 そのためか民宿のスタッフは特にマスクをしていませんでした。 防疫対策としては、フロントに消毒液と銃型検温計がおいてあるだけでした。 |
写真1-465:民宿フロントの消毒液と銃型検温計 |
広西省桂林市陽朔の民宿に2泊しました。 2人部屋で561元(約8,598円)/泊でした。 ガラスが多用され、採光に優れ、景色が堪能できます。 当初1部屋に鍵が1つだったのですが、フロントにお願いしたらもう1つ鍵がもらえました。 |
写真1-466:安・在野の客室(1) |
写真1-467:安・在野の客室(2) |
写真1-468:安・在野の屋外プール他 |
写真1-469:安・在野のフロント |
写真1-470:安・在野の中国式朝食 |
桂林には「印象 劉三姐」と「桂林千古情」があります。 「印象 劉三姐」は張芸謀監督なので、知名度で勝ります。 私は「印象 劉三姐」を見たことがあったので、今回は「桂林千古情」にしました。 民宿にお願いして「貴賓チケット」を約6割引きの130元(約1,992円)で購入しました。 防疫期間でチケットは完売できないため、前売りは割引価格でした。 |
写真1-471:「桂林千古情」価格 |
写真1-472:「桂林千古情」キャッシュレス支払い |
諸般の事情で帰りは急遽高速鉄道になりました。 防疫期間なので高速鉄道が混雑しておらず、ネットで容易に手配できました。 広西桂林ですが、高速鉄道の陽朔駅はマスク着用でした。 深セン北駅到着後は粤康コード(緑)が確認されますので、ご注意ください。 |
写真1-473:高速鉄道切符 |
写真1-474:粤康コード(緑) |
今回の旅行で一番よかった「遇龍河」を動画にしてみました。 ちなみに他には「銀子岩」と「西街 椿記焼鵞」と「桂林千古情」にも行きました。 |
動画1-13:2020年11月上旬「広西省桂林市遇龍河」 |
11月11日(水)にZOOMを使用したオンラインセミナーに深センの勤務先から参加しました。 新型コロナで香港でECの認知度と使用経験が高まったそうです。 香港は日本ほど自社ECサイトが発展していないそうです。 香港のEC市場は拡大しており、防疫期間でも年間10%以上の成長が見込めるそうです。 |
写真1-475:香港のE-Commerceセミナー資料表紙 |
11月11日(水)にZOOMを使用したオンラインセミナーに深センの勤務先から参加しました。 講師の方は、自分でも香港で飲食店を経営しており、実務も考慮されたお話で大変勉強になりました。 店舗減少による需給ギャップ(供給不足、或いは需要超過)があり、2020年9月以降は生き残った飲食店の経営は改善されているそうです。 |
写真1-476:香港の飲食業界セミナー資料表紙 |
11月17日(火)に対面セミナーに参加しました。 日本のインバウンドは、日本における消費だけでなく、例えば、中国のSNSにおける口コミにも非常に大きな影響があり、 中国における日本企業に大きな広告効果があるという指摘は勉強になりました。 また中国のアフターコロナでは下記の潮流が発生しているそうです。
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写真1-477:アフターコロナに突入する中国市場動向セミナー資料表紙 |
11月20日(金)に南山区の対面セミナーに参加しました。 17日(火)羅湖区の対面セミナーでは健康コードによるチェックがありました。 しかし、南山区の方は健康コードによるチェックをされませんでした。 防疫対策は各ホテルだけの対応になっているようです。 |
写真1-478:深セン商工会製造西分科会対面セミナー実施ホテル |
写真1-479:深セン商工会製造西分科会対面セミナー資料表紙 |
先週スケジュールの都合がついたので11月26日(木)のオンラインセミナーに申し込みました。 すると「Zoomの視聴できる人数(500名)」を超えたために参加できないとの回答がありました。 セミナーも「ネット化」によって大きな変化が発生しています。 |
写真1-480:JETRO GZのウェビナー案内 |
11月は複数の開店がありました。 11月10日に開店したのはテイクアウトをメインにした飲料店でした。 正しい店名は草冠がある「寇茶」です。 開店から3日間「1つ買うともう1つ無料」の実質半額セールをしていました。 |
写真1-481:「1つ買うともう1つ無料」 |
11月14日に香港、或いは華南地域でよく見かける焼鵞店が開店しました。 開店から3日間「先着30名に9割引き」それ以外も2割引きセールをしていました。 11月10日に開店した飲料店の隣ですが、飲料店と焼鵞店の場所には日本料理店がありました。 立地は悪くないテナントでしたが、約1年ほど空きテナントでした。 ほぼ同日に赤熱健身が9店目として開店しました。 |
写真1-482:開店から3日間「先着30名に9割引き」 |
写真1-483:赤熱健身 |
防疫期間における10店目の開店です。 11月17日に香港料理店があった場所に新しい香港料理店が開店しました。 店名が変わっているので、開店と思っていますが、改装開店かもしれません。 香港の有名なシェフが監修した馴染みのある香港風味が売りのようです。 お客がそこそこ入っているので、一度食べに行ってみるつもりです。 |
写真1-484:香港懐旧 |
写真1-485:香港の有名なシェフが監修 |
先月(10月31日)面点王で汁あり炸醤麺を食べました。
面点王は、1996年に創立した深センのラーメンチェーン店です。 炸醤麺は一般に汁なしなので、試しに汁ありを食べてみました。 |
写真1-486:汁あり炸醤麺 |
写真1-487:面点王の麺メニュー |
先々週(11月15日)面点王でトマト卵麺(刀削麺)を食べました。
面点王は、麺を通常のラーメンだけでなく、刀削麺やホウレン草面の4種から選べます。 チェーン店ながら石厦店も福民分店も紙の注文単を使用してお客が直接にシェフに注文をします。 蛇足になりますが、40代になってから豚骨ラーメンよりもあっさりしたラーメンを食べたくなることが多くなりました。 |
写真1-488:トマト卵麺(刀削麺) |
写真1-489:紙の注文単 |
先々月(10月28日)深セン地下鉄「車公廟」駅から近い丸亀製麺に行きました。 残念ながら営業していませんでした。 「会展中心駅」付近の連城新天地(LINK CITY)に2年ぐらい前に開店したお店はいつしかなくなっていました。 |
写真1-490:車公廟駅附近の丸亀製麺 |
写真1-491:丸亀製麺が入居しているモール |
11月14日に深セン地下鉄「福田」駅の花丸うどんに行きました。 残念ながら営業していませんでした。 ちなみに駅構内のフードコートに立地していますが、花丸うどんだけでなく、同エリアのほぼ全ての飲食店が営業していませんでした。 |
写真1-492:福田駅の花丸うどん |
先月深セン地下鉄「会展中心」駅付近の連城新天地(LINK CITY)にあるCoCo壱番屋に数回行きました。 もちろんカレーを食べに行ったのですが、冬季限定メニューのカレーうどんも食べました。
レンゲの下にあるのは使い捨てエプロンでカレーうどんで衣服が汚れないよう嬉しい配慮がありました。 埼玉ローカルになりますが、昔山田うどんでカレーうどんを食べた際に衣服を汚したことを思い出しました。 |
写真1-493:CoCo壱番屋のカレーうどん |
7月上旬にもありましたが、深セン湾口岸からの中国本土入境者が急増しています。
3日間で9,944人、約1万人が香港から深センに入境しました。 一昨日の夜には深センの隔離ホテルが不足し、一部で隔離者が相部屋になっています! |
写真1-494:香港出境統計(12月1日) |
写真1-495:香港出境統計(12月2日) |
写真1-496:香港出境統計(12月3日) |
Wさんは12月2日に香港から深セン湾経由で深センに入境しました。 8月7日から24時間以内発行のPCR検査「陰性証明書」が必要になりました。 写真1-498の「陰性証明書」で12月2日夕方に無事に深センに入境できました。 ちなみに費用はHKD240(約217元、約3,323円)/回でした。 7月に香港におけるPCR検査はHKD950〜HKD4,000(約887元〜3,614元、約13,594円〜55,387円)/回だったので、だいぶ安くなりました。 |
写真1-497:香港のPCR検査費用 |
写真1-498:香港の「陰性証明書」 |
Wさんは12月2日に香港から深セン湾経由で深センに入境しました。 12月2日から政府指定の隔離施設に滞在しています。 深セン政府は7月13日から2+12隔離を実施しているはずですが、現在まで自宅隔離ができていません。 自宅が福田区にあるので、政府指定の隔離施設は「維也納酒店(会展中心店)」でした。 「維也納酒店(会展中心店)」は、急遽新たに隔離施設にされたそうです。 百度で調べてみると平均RMB377元(約5,778円)/泊〜で自己負担もRMB380元(約5,824円)/泊です。 ちなみに相部屋になったので、実際の負担は半額のRMB190元(約2,912円)/泊です。 |
写真1-499:維也納酒店(会展中心店) |
写真1-500:維也納酒店(会展中心店)平均宿泊費 |
Wさんは12月2日から政府指定の隔離施設・「維也納酒店(会展中心店)」に滞在していました。 2回目だったからか自宅の管理組合からはすぐに自宅隔離が許可されましたが、 当局から最終的に自宅隔離が許可されたのは7日目の12月9日21時過ぎでした。 隔離施設から自宅が近かったこともあり、22時過ぎには無事に自宅隔離が開始できました。 |
写真1-501:自宅隔離 |
Wさんは12月2日に深セン湾口岸から政府指定隔離施設に移動する際に無料で車送迎してもらいました。 また12月9日に7+7隔離で政府指定隔離施設から自宅に移動する際にも無料で車送迎してもらいました。 「性悪説」を前提にした隔離対象者を監視するための措置でしょうが、 このくらい徹底しないと防疫期間に海外(境外)との往来を一部だけでも再開することができないのでしょう。 ちなみにWさんが7月に深センで強制隔離を実施された際も同様に無料の車送迎がありました。 |
写真1-502:隔離ホテルの車送迎 |
深センは今日から12月らしく肌寒くなりました。 肌寒くなれば、鍋物が恋しくなりますが、中国の鍋物と言えば、「火鍋(Hot Pot)」です。 Haidilaoは中国四川省成都に本部を置く、火鍋のレストランチェーン店です。 本日はおいしくいただきました。 |
写真1-503:Haidilao Hot Potの火鍋(1) |
写真1-504:Haidilao Hot Potの火鍋(2) |
写真1-505:天気予想 |
Wさんは12月9日に7+7隔離で自宅隔離になる前に費用自費RMB146.12元(約2,239円)でPCR検査をしました。 もちろん陰性でなければ、自宅隔離ができません。 PCR検査「陰性証明書」は特に発行されず、広東省の健康コード「粤康コード」に陰性だった結果が反映されるだけです。 ちなみに中国本土に入境した直後に無料でPCR検査が実施されていますが、その結果も「粤康コード」に反映されるだけです。 入境者がスマホを所有していることが前提ですが、中国本土の深センではペーパーレスで効率的な事務処理が実現されています! |
写真1-506:粤康コード |
写真1-507:PCR検査自費 |
Wさんは12月15日に強制隔離14日間終了前のPCR検査を無料でしました。 早朝に防護服を着用した検査員が自宅まで来て喉の粘膜を採取したそうです。 検査結果は翌日にはペーパーレスで「粤康コード」に反映され、現在の赤(集中隔離人員)から緑になる予定です。 もちろん陰性でなければ、自宅隔離ができません。 PCR検査「陰性証明書」は特に発行されず、広東省の健康コード「粤康コード」に陰性だった結果が反映されるだけです。 ちなみに中国本土に入境した直後に無料でPCR検査が実施されていますが、その結果も「粤康コード」に反映されるだけです。 入境者がスマホを所有していることが前提ですが、中国本土の深センではペーパーレスで効率的な事務処理が実現されています! |
写真1-508:「粤康コード」赤(集中隔離人員) |
12月15日のPCR検査結果は翌日8時51分には反映されていました。 但し、最後のPCR検査が陰性でもすぐに隔離終了ではありません。 12月2日の夕方17時〜18時に中国本土に入境しているので、12月16日18時頃が隔離終了とされました。 Wさんの粤康コードは20時16分には正常の緑に変更されていました。 ちなみにWさんと一緒に入境した方は14日間ずっと深セン政府指定のホテル隔離でしたが、16日早朝にはチェックアウトが許可されました。 実質的に一早く隔離を終了しました。 隔離終了は入境時間を基準とすることが多いようですが、実務上は必ずしもそうではないようです。 |
写真1-509:「粤康コード」緑(正常)(1) |
写真1-510:「粤康コード」緑(正常)(2) |
12月16日に今年になって初めて日本料理店 酒田に行きました。 深セン地下鉄「国貿」駅B出口から徒歩5〜10分です。 深センでも新型コロナの影響で閉店した日本料理店がいくつかあるそうです。 以前行ったことがあるお店が営業しているだけで嬉しいですし、またおいしいものが食べられると更に嬉しくなります。 |
写真1-511:日本料理店 酒田 |
写真1-512:酒田の鰻蒲焼 |
写真1-513:酒田の刺身 |
写真1-514:酒田のすき焼き |
12月17日に今年になって初めて広東料理店 中国元素に行きました。 深セン地下鉄「世界の窓」駅A出口から徒歩約5分でWESTINホテルの地下1階にあります。 同僚は「鶏肉の辛味炒め」をおいしそうに食べていましたが、私には辛すぎました。 私は「五谷炒飯」の方が口に合いました。 |
写真1-515:「鶏肉の辛味炒め」 |
写真1-516:「五谷炒飯」 |
写真1-517:中国元素(1) |
写真1-518:中国元素(2) |
写真1-519:中国元素(3) |
昨日は冬至だったので、水餃子を食べました。 中国に滞在してから6年間は北京にいたので、水餃子を食べることが多いです。 一般には中国北方で水餃子、中国南方で湯圓という白玉団子のようなものを食べます。 中国の方は水餃子をお酢で食べることが多いですが、私は日本の醤油で食べています。 ちなみに水餃子はおかずではなく主食です。 昨日は25個食べました。 但し、日本の醤油で食べると塩分が多くなりそうなので、次回からは減塩醤油にしてみようかと思いました。 |
写真1-520:冬至の水餃子 |
先週(12月13日)香港系の大家楽でトマトうどんを食べました。
ネット検索してみると大家楽は1992年から中国本土にも出店し、広東省に90店舗ほど展開しています。 変わり種で、若干割高ですが、うどんが食べられるので、貴重なお店です。 |
写真1-521:トマトうどん |
写真1-522:大家楽 福民店(昼) |
先週(12月15日)香港系の大家楽で雲呑麺を食べました。
個人的に麺はあまり好みではありませんが、大きめのエビワンタンとスープがおいしいです。 味はトマトうどんよりお勧めです。 魚介系のスープはあっさりしていて全部飲み干せます。 |
写真1-523:大家楽の雲呑麺(Before) |
写真1-524:大家楽の雲呑麺(After) |
写真1-525:大家楽 福民店(晩) |
火曜日(12月22日)に台湾系の永和大王でトマト牛肉麺を食べました。
ネット検索してみると永和大王は1995年から中国本土にも出店し、中国全土に330店舗ほど展開しています。 我が家の定番料理に牛肉のトマト煮込みがあるので、期待値が高すぎたのかもしれませんが、トマト牛肉麺はそれほどおいしくありませんでした。 |
写真1-526:トマト牛肉麺 |
写真1-527:永和大王 |
12月4日に台湾系の永和大王で魯肉飯(ルーローハン)を食べました。
魯肉飯は台湾風豚バラ丼で若干カロリーは気になりますが、トマト牛肉麺よりもおいしいです。 会社から近いので、時々食べに行くつもりです。 |
写真1-528:永和大王の魯肉飯 |
写真1-529:永和大王の魯肉飯解説 |
クリスマスに中心城の探魚で[火考]魚を食べました。 写真は辛くないものです。 探魚の[火考]魚は、焼いた魚をスープで煮込み、具材は好みで選択できます。 百度で検索すると重慶豆花[火考]魚をベースにした料理のようです。 若年層に人気があり、中国本土のAPP「大衆点評」の割引販促を利用するとお得です。 |
写真1-530:探魚の[火考]魚 |
写真1-531:個性的な探魚サービス |
写真1-532:中心城の探魚 |
クリスマスに仏系スーパーのカルフール(中国語で家楽福)中心城店に行きました。 クリスマスに約4ヵ月の改装が終了するはずだったので、気になっていました。 写真はクリスマスの夕方に撮影しましたが、改装が2021年4月30日まで延長されていました。 改装期間が倍増し、約8ヵ月になったことに驚かされました。 |
写真1-533:改装が来年4月30日まで延長 |
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