主にFacebookで公表した深センでの体験をここでご紹介します。
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ちなみにこれまでの中国在住20年の経験から中国社会の実態を知るためには上記を活用するが有用だと思っています。3番目の中国SNS情報は、私の場合主に微信(Wechat)です。特に微信は、日本人を含む中国在住者が身近なできこと、或いは身近で起こった特異なことを投稿する傾向があるので、中国社会の変化を知る1つの手掛かりになります。
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中国本土のカレンダー通りに12月31日(金)まで通常勤務でした。 昨年までなら香港のイオン黄埔店に日本の正月料理を買い出しに行っていましたが、 今年は香港に行けないので、深センのイオン新洲店に行ってみました。 残念ながら、日本の正月料理は全くなかったので、写真の煮豆やクッキーを買いました。 |
写真1-534:煮豆 | 写真1-535:ルマンドクッキー |
元旦にイオン新洲店のサイゼリアに初めて行きました。 改装をしていたので気になっていたのですが、華潤万家皇崗村店のサイゼリアと比べてメニューが異なっていました。 新メニューの牛肉大満足スパゲティー17.5元(約268円)やドリアンビザ(小)16.5元(約253円)は期待を裏切らないコストパフォーマンでした。 一方で新メニューの羊肉の串焼き20元(約307円)は割高で味も残念でした。 |
写真1-536:羊肉の串焼き(1) | 写真1-537:羊肉の串焼き(2) |
誕生日の前祝で1月2日(土)に大漁 馬成時代広場店に行きました。 中国のAPP「大衆点評」では、食べ放題がお勧めだったので、198元(約3,034円)/人の食べ放題を試してみました。 「大衆点評」には食べ放題の際に料理の配膳が遅いというクレームがありましたが、当日もその通りでした。 食べ放題は2時間以内なので、配膳が遅いのはストレスになります。 またお寿司は通常の3分の2ほどのサイズであったり、一皿の量がかなり少ないのは残念でした。 不満を並べましたが、鉄板焼きを掲げるだけあり、牛肉や鱈の鉄板焼きはおいしかったです。 それから、羊肉の串焼きもおいしかったので、もし行かれる方は焼き物を中心に注文することをお勧めします。 ちなみに最寄り地下鉄駅広告にあるQRコードで20元割引券、或いは会員登録で10元割引券を取得すると178元/人、或いは188元/人になります。 200元未満で日本料理をお腹一杯食べられることを考慮するとコストパフォーマンスは悪くありません。 約20店も展開しているので、深センを中心としたエリアで中国人のお客のニーズをつかんでいるのは間違えなさそうです。 |
写真1-538:大漁 牛肉の鉄板焼き | 写真1-539:大漁 鱈の鉄板焼き |
写真1-540:大漁 羊肉の串焼き | 写真1-541:大漁 馬成時代広場店 |
日曜日に防疫期間になって初めての誕生日を迎えました。 馬成時代広場のパン屋さんでケーキを買ったのですが、誕生日向けのロウソクセットが8元(約123円)でした。 ロウソクセットにはロウソクだけでなく、花火式のものもありました。 花火式は思ったよりも大きな炎だったのでちょっとびっくりしました。 花火は派手でいいのですが、終わった後の花火のにおいが凄く、すぐに換気をしました。 |
写真1-542:誕生日向けのロウソクセット |
時々食べに行く我が家の定番の羊肉の串焼き屋さんは、1本8元(約123円)です。 面点王の1本4元、サイゼリアの4本20元(5元/本)と比べると倍近くします。 羊肉の串焼きは中国北方でよく食べられますが、20年ぐらい前と比較すると価格が数倍になってしまいました。 40代になってからは肉を大量に食べることはあまりなくなったので、時々食べる時は多少割高でもおいしいものを食べるようになりました。 写真だけで判断するのは難しいかもしれませんが、皆さんはどの写真が一番おいしそうに見えますか? |
写真1-543:定番の羊肉の串焼き屋さん | 写真1-544:大漁 羊肉の串焼き |
写真1-545:面点王 羊肉の串焼き | 写真1-546:サイゼリア 羊肉の串焼き |
「回港易」は去年11月23日から実施されている香港が香港居民に対して実施している強制隔離免除スキームです。 Wさんは香港就労ビザと香港IDカードの保持者なので、1月3日(日)に無事に強制隔離なしで深セン湾口岸から香港に入境できました。
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写真1-547:強制隔離免除スキーム「回港易」 |
「回港易」を利用するためにはまずネット予約が必要です。 深セン湾口岸は3,000人/日、港珠澳大橋は2,000/日が上限です。 実態を把握するために11月23日以降の各口岸の香港入境者総数を確認してみました。 深セン湾口岸は11月23日に2,578人だったものの数百人の日が多く、 港珠澳大橋は数十人の日も多いくらいなので、ネット予約の枠は充分なようです。 ネット予約は香港入境予定日の1週間前からできます。 |
写真1-548:「回港易」のネット予約 |
「回港易」を利用するためには指定病院におけるPCR検査「陰性証明書」も必要です。 深センには指定病院が10カ所あり、深セン市中医院が自宅から最寄りです。 深セン地下鉄7号線の「華強南」から徒歩3分で、自宅からは地下鉄で20分ほどです。 元旦の午前中に深セン市中医院に行きました。 30分ほどでPCR検査ができましたが、まず「挂号」で列に並び、 色々な手続きをして書類を数枚取得しないとPCR検査をしてもらえません。 |
写真1-549:深セン市中医院(1) | 写真1-550:深セン市中医院(2) |
写真1-551:深セン市中医院(3) | 写真1-552:深セン市中医院(4) |
深セン市中医院では、「陰性証明」を取得するために7ステップ必要です。 ステップ3で支払った費用は73.08元(約1,120円)でした。 病院内のこのステップまでで約25分かかりました。 病院の外で実施されたステップ4、5、6は約5分でした。 ステップ7は最短で当日の6〜8時間後ですが、原本を取得するために1月2日に再度病院に行きました。 |
写真1-553:PCR検査7ステップ | 写真1-554:PCR検査費用73.08元 |
写真1-555:PCR検査結果時間 |
「陰性証明」を取得してから「健康申告(中国語で健康申報)」も必要です。
◆「健康申告」紹介動画(2020年12月15日) 「健康申告」の操作は煩雑ですが、動画を参照すれば視覚的に理解できます。 元日にPCR検査をし、1月2日午前に紙の「陰性証明」を取得しました。 しかしながら、「陰性証明」が粤康コードに反映されたのは1月2日夜でした。 写真からも分かりますが、「健康申告」が完了できたのは1月2日21時41分です。 |
写真1-556:深セン湾入境予約 | 写真1-557:広東→香港の「健康申告」 |
Wさんは「ネット予約」も「陰性証明」も「健康申告」も完了し、1月3日(日)午後に強制隔離なしで深セン湾口岸から香港に入境しました。 紙の「陰性証明」原本を提示する必要もなく、30分程度で香港に入境できたそうです。 入境処理のペーパーレス化で香港入境の実務処理は効率化しているようです。 一方で気になっていたのは、スマホを保持していない、或いは使いこなせない情報弱者への配慮です。 「回港易」スキームには、スマホを保持していない方にも対応してくれるという記述がありました。 残念ながら、実際にスマホなしで香港入境できた事例を知りませんが、いわゆる情報弱者への配慮に好感を持ちました! |
写真1-558:「回港易」スキーム(スマホがない場合)中国語版 |
写真1-559:「回港易」スキーム(スマホがない場合)英語版 |
「深セン市中医院」の英訳は「Shenzhen Traditional Chinese Midecine Hospital」です。 文字通り中国の伝統的な医学の病院で、門に中国医学の巨人の像が設置されていました。 私は医学に詳しくありませんが、それでも何人かの名前は聞いたことがありました。 三国志演義でも馴染みのある外科の名手・華佗も中国医学の巨人のようです。 「麻沸散」を使用した外科手術が有名で外科の祖とも呼称されます。 |
写真1-560:華佗の石像 |
2007年「大明王朝 1566 嘉端与海瑞」という中国大河ドラマを見たことがありました。 そのため主人公の海瑞を助けてくれるいいお医者さんというイメージで李時珍を知っていました。 調べてみると海瑞と同時代で、明朝の著名な薬学家でした。 像の紹介文によれば、著書の『本草綱目』は一部が英、仏、独、ラテンや日本語に翻訳出版され、「薬聖」と呼称されています。 |
写真1-561:李時珍の石像 |
中国医学の巨人には民族祖先「黄帝」や医聖「張仲景」や翰林医官「王惟一」がいます。 これらの中に看護の祖として南丁格尓(英語はNightingale)がいます。 現代医学は医師だけでなく、薬剤師や看護師がチームを組んで提供されるサービスであることを再確認できます。 |
写真1-562:南丁格尓の石像 |
1月8日(金)に事業生活支援部会の対面セミナーと懇親会に参加しました。 一方、1月15日(金)に参加した製造西分科会は懇親会が中止になり、対面セミナーしかありませんでした。 会場はどちらも南山区の中油陽光大酒店で健康コード(移動履歴)によるチェックがありました。 1月になってから2月の春節(旧正月)に備えて防疫対策が強化されています! |
写真1-563:製造西分科会対面セミナー | 写真1-564:中油陽光大酒店 |
1月16日(土)に東莞のある日本人会に参加しました。 新年会もあったので、参加者は約60人でした。 マスク着用、検温、「粤康コード」と「行程カード(移動履歴)」がチェックされました。 |
写真1-565:「粤康コード」(緑) | 写真1-566:「行程カード(移動履歴)」(緑) |
新年会の参加者は約60人で、例年よりも少なめでした。 深セン商工会の1月21日(木)新年会が中止になったのとは対照的です。 今年は運がよく、写真の掃除機をいただけ、嫁も喜んでいました。 |
写真1-567:新年会メニュー | 写真1-568:いただけた掃除機 |
懇親会は中止だったので、1月19日(火)に対面セミナーにだけ参加しました。 参加者が約12人でした。 1月8日にすでに「賃金動向」に関するセミナーがあったからか、それとも新型コロナの影響、或いは両方なのか分かりません。 ちなみに1月16日に東莞出張をしていたので、ホテルの移動履歴確認で東莞が表示されました。 |
写真1-569:ホテルの移動履歴確認 | 写真1-570:セミナー資料表紙 |
キャッシュレス支払いを微信(Wechat)だけにしているので、人民元の月次収支は簡単に整理できます。 2021年1月は深セン商工会100元と東莞のとある日本人会150元で合計250元の現金支出でした。 深セン商工会では出納担当が個人レベルで微信支払いに対応してくれたことはありますが、 深セン商工会も東莞のとある日本人会も昔ながらのニコニコ現金支払いに紙の領収書が基本です。 |
写真1-571:深セン商工会領収書 |
写真1-572:東莞のとある日本人会領収書 |
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内田真人の本業は、中国広東省深セン市にある現地系コンサルティング会社の営業です。
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